30代のライフスタイル

ブラック企業リストを厚労省が公開。ゆるーく解説してみる

5/10に厚労省がブラック企業リストを公開しました。
これを見ればヤバい企業が一目瞭然!
と思いきやそうでもなかったり・・・?

という事で今回もゆるーく解説をしていきます。

 

前回の東芝問題に続き

例のごとく詳しい法律の解説などはしませんので

専門的なことを望まれる方には向きません。

 

 

 

 

掲載されるとダメージ必須?なブラック企業リスト

 

どんな企業が載ってるかとワクワクしながら
厚労省のHPに行くも

 

あれ?見当たらないぞ?

よくよく見たらドストレートに
「ブラック企業リスト」と言う名前ではなく
「労働基準関係法令違反に係る公表事案」という
頭が痛くなるような名前の資料でした。

↓コチラから見れます(PDFです)↓

労働基準関係法令違反に係る公表事案

ココに載る基準は1年以内に
労働基準関係法(労基法とかその辺)や安全衛生法などに抵触し
送検事案があった企業。

物騒な言い方ですが「事件を起こした企業」です。

 

違法な残業や賃金の未払いなどのほか
高所作業資格も無く作業させていた。

安全を確保せず作業していた…などと言う案件。

なのでリストを見ていると多いのが
建築系工場関連運送会社系でした。

またリストと言っても各都道府県の労働局が
本局に計上した物を集約しただけです。

 

これはな。リストじゃないぞ。くっつけただけだ。

企業戦士なら怒られかねない仕上がりです。 

※都道府県でシート別れてるし無駄に長い

 

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送検されてなければ載らない

法律に抵触し送検が1年以内と言う条件なので
真の闇の部分に触れられてるわけではありません。

なのでブラック企業大賞を受賞している
ヤマダ●機ワ●ミなどの
名だたるレジェンドは載ってません。

ついでに問題浮上しただけの
ヤマト運輸とかも載ってませんね。

36協定の指定されてる時間を余裕で超えてるけど
黙殺されてるようなところは載ってません。

小売業界の話で言えば割と普通に超えてるとこ
あると思うんだ・・・。
これ言うたらどこの業界でもそうだろうけども。

何とかしてください!って労基署に通報する人が
そこまで多く無いのも現状なので仕方ない。

掲載期間は1年間となっており
掲載月から1年後の月末には削除されます。

仮に今日掲載された場合は
2018年の5月末には削除されることになります。

またもう掲載する必要性が無いと判断された場合
1年以内であっても削除されるようです。

 

どんなのが多いか調べてみた

うん。ホントは詳しく調べたかったんだけどね…

PDFってのが厄介でざっとした数で勘弁してください。

どうせならcsvとかxlsでアップしてくれりゃいいのに・・・

 

ひとまず全コピしてメモパッドに貼り付け

それをエクセルに貼り付けをして

無理矢理フィルターで数を取る変態手順。

 

フィルターの特性上大きく3つに分けます。

1:最低賃金法違反 約60件

これは主に給料・賞与の未払い。

内容を読んでもどちらなのかまでは読み取れませんでした。

労働者3名に、1か月分の定期賃金約
21万円を支払わなかったもの

外国人技能実習生3名に、東京都最低 賃金を下回る賃金しか支払っていな かったもの

などの記載がありますのでそれを元に考えるしかない。

 

2:安全衛生法違反 約240件

これは主に作業時の安全確保や労災報告の義務違反。

「高所での作業時の手すりが無い」「機械の安全装置が無い」

「労災があったが報告していない or 虚偽報告」

ともすれば怪我する or 怪我した後の事後処理に関するもの。

約300日間の休業を要する労働災害が 発生したのに、休業3日とした虚偽の 労働者死傷病報告を提出したもの

安全帯を使用させることなく、労働者 に高さ8.5mの法肩で作業を行わせた もの

いやいやいや…これヤバいだろ・・・・。

 

3:労働基準法違反 約60件

コチラは長時間残業や外国人留学生の強制労働、

年少者への違法労働(深夜や危険作業)などです。

働き方に関するものですね。

技能実習生3名に対し7か月間の時間 外労働の割増賃金の一部(総額約88万 円)を支払わなかったもの

労働者2名に、36協定の延長時間を超 える違法な時間外労働を行わせたもの

これぞ分かりやすいブラックの代名詞とも言える理由が並びます。

 

見ての通り全約360件240件約66%が安全衛生法違反。

残り16%ずつを最低賃金・労働基準法違反が並びます。

 

リスト掲載の企業は全334件とのことなので誤差がありますが

最低賃金法と労働基準法を同時に抵触してるとかもあって

こればっかりは許してください…。

 

数のカラクリ

労基法違反のとこそんなにないんか…と見た目の印象ですが

これにはすこーしカラクリがあって

 

安全衛生法は視察など抜き打ちで来られた際に動かぬ証拠が

その場で確認できるため多くなりますね。

「安全装置が無い」とかどうやっても言い逃れできませんし。

 

対して最低賃金や労働基準法については

1か月の労働時間や未払い賃金などの確たる証拠集めに時間や手間がかかりますし

もし抜き打ちで来られてもその場で判明しないことが多いですからね。

 

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声を上げにくい風土

上にも書きましたがこんなん表に出るのはごく一部で

深いところでは黙認されてるところが多数あると思います。

 

有給取得率にも見られるように日本の企業だと

どうしても労働者側が声を上げるというのがしにくい環境。

転職も海外に比べるとそこまで活発でもないですし。

 

今回のリスト公表はどこまで効果があるかは不透明ですが

これが労働環境の改善の一歩になるんでしょうか。

 

個人的にそこまでの効果があるとは思えないんだよなぁ…。

ブラック企業大賞もその時は話題になるけどもう最近そこまで騒がれないし。

 

 

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