どうも。ギリ昭和世代の近所です(´・ω・`)
2019年5月に平成天皇が退位され、皇太子殿下が即位されます。
天皇交代の際は年号が変わるのが通例と言うことで、せっかくなので実は知られざる年号の決定ルールと、新しい年号に使われる文字や年号そのものを予想してみました!(結果が出ました)
この記事の目次
追記:2019.04.01新年号は【令和(れいわ)】に決定
結論から言うと私の予想は全くかすりもしない結果に。年号予想ピックアップは見事なぐらい大外れです。
これまでは中国古事記からの引用でしたが、今回初めて万葉集からの引用となりました。
時ときに、初春しよしゆんの令月れいげつにして、気き淑よく風かぜ和やはらぎ、梅うめは鏡前きやうぜんの粉こを披ひらき、蘭らんは珮後はいごの香かうを薫かをらす。
なんか難しすぎて良く分からん一文ですが、現代語訳にするとこうなります。
時は初春しょしゅんの令月(※すなわち、何事をするにも良き月、めでたい月)、空気は美しく(※『初春』の『令月』を受けての解釈では、瑞祥ずいしょうの気配に満ち)、風は和やかで、梅は鏡の前の美人が白粉おしろいで装うように花咲き、蘭は身を飾る衣ころもに纏まとう香こうのように薫かおらせる。
・・・私は学が薄いので現代語訳にしても深い意味が掴めません。
という事で、以下は年号が決まる前に書いた記事になります。
意外と知らない年号(元号)の決め方やルールとは?
予想の前にやるからにはちゃんとルールを知らないといけませんよね!
と言うことで調べてみました。
ちなみに正式(?)には元号と言いますが、日本では年号のほうがしっくりきますかね?
その年号の決め方はちゃんと【元号法】と言う法律で決まっています。
- 国民の理想としてふさわしいようなよい意味を持つものであること。
- 漢字2字であること。
- 書きやすいこと。
- 読みやすいこと。
- これまでに元号又はおくり名として用いられたものでないこと。
- 俗用されているものでないこと。
昭和54年10月23日閣議報告より引用
読みやすい・書きやすい・2文字・でも今ある単語はダメ
一例として「後光」とか「大幸」とかはすでにある単語として使われているので不可と言うことです。
次の年号は今までにない漢字2文字を造語するわけですね。
次の年号の頭文字は「サ・タ・ハ・マ行以外」になる!
その理由は「書類などで過去の年号との混同を防ぐため」です。
皆さんも書類を書く際の生年月日の欄が「M,T,S,H」って年号の頭文字になっているのを見たことがあると思います。
これは文字通り「明治・大正・昭和・平成」の頭文字。
もし新しい年号が仮に「大和(たいわ)」だった場合、頭文字で表すと「大」や「T」となります。
そうなると書類での記入欄が【M,T,S,H,T】や【明・大・昭・平・大】となってしまいます。
これではどの年号生まれかぱっと見で悩みますよね?
そのため、新しい年号の頭文字は「サ・タ・ハ・マ行」以外、漢字の場合でも「明・大・昭・平」以外からの始まりになると予想できます。
年号に由来あり!書経からの引用されている!
近年の年号にはそれぞれ由来や意味があります。
例えば昭和だと
四書五経の一つ書経堯典の【百姓(ひゃくせい)昭明にして、萬邦(ばんぽう)を協和す】が由来。
意味は【国民の平和および世界各国の共存繁栄を願う】
wikipedia-昭和より引用
日本の元号の35個は書経から引用されており、新年号も書経からの引用になる可能性が非常に高いでしょう。
※書経とは・・・政治史・政教を記した中国最古の歴史書。
と言っても書経の知識など持ち合わせていないので、これ以上の深掘りはお手上げです。
新年号に使われそうな文字予想!
さてさて、新年号決定のルールに沿って候補になりそうな物をピックアップしてみました。
やはり最近は天災や諸外国との付き合い方など色々とグローバルで大変な世の中です。
そこで候補になりそうな文字は「平和」「希望」「安定」「繋がり」などに絡む文字かな?と思いました。
それでいて書きやすい・読みやすい文字と言うことで個人的なピックアップ文字は以下の通り。
ちなみに近年の年号で使っている文字は候補から外しています。
「過去の年号との差別化」を考えれば2文字しか使えないことを考えるとややこしくなりそうなので。
- 「人(じん・にん)」
- 「世(よ)」
- 「安(あん)」
- 「絆(はん・ばん)」
- 「光(こう)」
- 「心(こころ・しん)」
- 「希(き)」
- 「静(せい)」
- 「富(ふ)」
- 「保(ほ・ほう・やす)」
- 「天(てん)」
- 「永(えい)」
- 「栄(えい)」
この中で書経で出てくる文字の組み合わせがあれば有力候補でしょうか?
もしもこれまでに使われた文字を使った年号にする場合は順番を入れ替えれば使えるかもですね。
例えば昭和で使っている「和」を新しい年号で使うのであれば先頭と言う具合。
和絆(わはん)とかならいけるかね?
絆って・・・元々呪縛とかって意味やで?
!!?
絆を良い意味で使い始めたのは最近のこと。
本来は家畜などを木や柱に繋ぎ留める鎖や呪縛する物と言う意味。
新年号を予測しよう!あなたはどれが好き?
最後に新年号を勝手に予測してみます。
新年号のルールの【読みやすい・書きやすい・造語2文字】はもちろん守っています。
予測候補1:世希(よき)
「希望ある世の中になるように」と言うことで「世希」などどうでしょう。
世希1年、世希2年・・・。長く続けば続くほどいい響きになりそう。
頭文字でも「Y」と「世」なので被りませんし、小学校で習う漢字なので書きやすいし。
予測候補2:安天(あんてん)
ここ最近天災が多く「観測史上初めて」ってワードをよく聞きませんか?
世界情勢も不安定ですし不安なことが山積みです。
「安心して落ち着いた世の中であるように」との願いも込めて安天。
なんか・・・老舗揚げ物屋感が・・・
予測候補3:保富(ほうふ)
少子高齢化から超少子高齢化社会へと差し掛かる日本で爆発的な成長を遂げるのは中々難しい所。
そこで少しずつでもゆっくりでも良いから成長できるようにと言うことで保富。
賃金格差とか税金負担とか、一般市民の「富」に関しても上げ下げが激しいですから、落ち着いてほしいってのも入ってます。
さらに豊富ともかけてます
いかがでしたでしょうか?ただのブロガーが自分の思うままに作り出してみましたが、言葉遊びみたいで楽しくて難しいですね。
サ・タ・ハ・マ行縛りも何気にキツイ。
生きていてそう何度も立ち会えるかわからないこの年号変更の機会に、皆さんも新しい年号を予測してみましょう!