どうも。株はまるっきりしません近所です(´・ω・`)
一時株主優待狙いを考えた時期もありましたがそこまで使うか?と思って辞めました。
ちなみに狙ったのはイオンです。
100株を持てば3%キャッシュバックの株主優待が受けられます。
2/16段階で株価が大体1680円なので16万8000円必要(手数料など除く)。
近くにイオンモールとかあって使いまくる人はお得でしょうけどね…。
そんなわけでこう見えても一応社会系学部出身なので
ゆるーく(重要)この東芝の二部降格問題を見て行こうと思います。
東芝が東証二部降格見込み
さて…こんなニュースが出てましたが一応決定ではないです。
よっぽどの大どんでん返しでも起きない限り避けられませんが。
コレの大きな原因は原発事業にぶっこんで盛大に散ったこと。
大どんでん返しを起こすには12月末の時点で1900億円と言われていた債務超過を3月末までの1か月半で解消する。
※債務超過…持ってるありったけの資産を全部売っても返せない状態。
二部指定替え基準に「債務超過状態でない」と言う文言があるのでコレの解消が必達。
その為に稼ぎ頭の半導体事業を分社化してその株式のうち20%売却で資金を得る作戦でした。
「そんな程度じゃ東芝が色々口出すやん。そんなん嫌やわ(´・ω・`)」
と他の企業が乗り気でなく高額での買取が無く難航。
そこで現在売却比率をあげて入札にあたるそうですが、あと1か月半で話がつくとは思えないので二部降格が決定的。
しかもその比率が50%だとか100%だとか割とシャレにならない比率が言われてます。
東芝としては出来る限り残したいところですが取引銀行の間では100%売ってでも資金を得るべきと言う意見もあるそうで。
東芝 半導体事業の売却方法が焦点に | NHKニュース
リンク切れになってしまいました
追記
・・・え?アメリカの原発も失敗で約1兆円の赤字?( ゚Д゚)
二部降格で何が問題なのか
サッカーのJ1→J2の降格をイメージしてもらえれば分かりやすいと思いますが
「前は強かったのになぁ…」って哀愁を感じませんか?
そういう感じでイメージダウンは避けられません。
まぁ…1900億の債務超過とか利益改ざんしてネタ(※)を提供してる時点で既に大きく下がってますが。
※改ざんに必死になりすぎたのか売上高<利益と言うトンデモ会計を披露。
例えると100円で販売した商品で150円の利益が出たと言うありえない自体に。
債務超過で二部降格と言われると株を進んで買おうとする人が減り資金調達が厳しくなります。
また一部と二部ではやっぱり注目度が違いますので株式のやり取りも一部の方が活発。
サッカーの例えでJ2のチームの試合は大体カットされてしまうイメージでしょうか。
それ以外で大きく何かが出来なくなるとかは無いのでブランドイメージ的な部分が大きいと思います。
しかし債務超過が2年続いたら今度は上場廃止になるので、東芝としては来年度(3月以降)が正念場。
ココも二部降格
東芝の少し前に降格したのがシャープ。
シャープの場合液晶事業への投資が外れて散ったわけですがこちらは債務超過3000億。
鴻海に会社ごと買い取り(鴻海いわく投資らしいですが)してもらう事で解消をしたので今も二部に残ってます。
18年には東証一部復帰を目指すとの事ですが、1部に返り咲くには一部上場の条件で株式の35%以上保持が条件。
現在株の66%を鴻海が所持してますので復帰するのであれば、将来的には鴻海から株を買うことになるのか鴻海が安く譲るんでしょうかね。
東芝の場合分社化して株を売るので東芝本体としては指定条件を満たせば復帰できますが、稼ぎ頭を売却するのでそう簡単ではない。
条件は書くと長くなるのでこれ見てね(´・ω・`)
ちなみに返り咲きしたのはオリエントコーポレーション(オリコカード)のみで他は廃止や二部キープだそうです。
債務超過で「二部落ち」の企業は何社ある? 一部に返り咲いたのはあの会社だけ | ZUU online
数ある証券取引場
今回の東証以外にも大証とかマザーズとか聞いたことがあると思いますが、地名+証券取引場は本家、カタカナの取引場は新しい企業向けと言う位置づけ。
マザーズなどを元に東証へ上場のステップアップなどを進めるような仕組みが出来ています。
数年前に大きいニュースになりましたが東証と大証は経営統合して株式会社日本取引所グループとなってます。
そして我らが(?)株式会社はてなは東証マザーズに昨年2月24日に上場しています。
ちなみに株を買っても株式優待はありません(´・ω・`)ザンネン
株主中は全ての有料契約を永年無料とか特別スタープレゼントとかしたらええのにね。(大きなお世話)
さてさて、久々に時事ネタを放り込んでみましたがいかがでしたでしょうか?
今後も気になるネタがあれば堅苦しさを極力なくしたゆるい感じでお届けできればと思います。
半導体事業売却のからくり
半導体事業の売却で名乗りを上げた日本企業はなく・・・。
このままいけば中国や台湾企業に売却と言う流れですが
これについては日本政府がSTOPをかけています。
その理由は貴重な技術を海外流出させたくない時に政府が介入し
その売買を止めることができる権利があるから。
しかもアメリカの原発事業の失敗などで今期1兆を超える赤字を出しているので
それも補てんしなくてはならないため
その他の資金繰りのためにも1兆円近くでの売却が必要に・・・。
んなもんポンと1兆出せる企業なんてそうそうないでしょうに。
あと仮に売却できたとして稼ぎ頭の半導体を売ってしまったら
そのあとの資金繰りはどうするんでしょうか・・・。