どうも。引越貧乏近所です(´・ω・`)
- 新生活で一人暮らしを始める人
- 一人暮らしをしたいと思っている人
- 単身赴任で一人暮らしをせざるを得ない人
一人暮らしって始める時に「お金の不安」がつきものですよね・・・。
今回は6年間で5回の引っ越しを経験した私が、一人暮らしを始める際にかかる「お金」について詳しく解説したいと思います!
お金で後悔しないために必要な事を書きました!
この記事の目次
一人暮らし向けの間取りは1R~1LDKが主流
一人暮らしの定番の間取りは
- 都会なら1R~1DK
- 田舎なら1K~2LDK
と言ったところでしょう。
一般的な賃貸であればどちらも家賃は大体3~8万ほどで見つかると思います。
間取りと家賃のバランスで迷うところだと思いますが、家は広いに越したことはないと言うのが自論です。
1K、1LDK、2DKに住んだ経験がありますが、一度2DKに住むと1LDKに戻る気になりません。
照明とかカーテンとかの出費と掃除の手間はありますが、家具家電を置くと使えるスペースは案外狭いもんです。
家賃=月収(手取り)の1/3が目安!
一人暮らしに夢溢れてちょっと背伸びした家を契約したくなるものですが、家賃の目安は月収の1/3と言われます。
この月収は額面ではなく手取りです。額面の2割減が大体の手取り額となりますので、必ず落ち着いて計算してからにしましょう。
額面20万なら手取りは大体16万。それの1/3なので家賃の目安は5.3万となります。
もちろん1/3以下でいい物件があれば言うことなしです。
また、家賃は初期費用にも大きく関わってきますので、支払う余裕があるのかもちゃんと確認しておきましょう!
賃貸物件を探す際は大手サイトで探す方が、画像や周辺情報も記載されているので質・量も多くて便利です。
賃貸入居前に必要な初期費用の金額は10~40万
家の契約には色々なお金が発生します。
- 敷金(0~3か月)
- 礼金(0~3か月)
- 仲介手数料(0~2か月)
- 先払い修繕費用(1か月分/敷金の代わり)
- 前払い家賃
- 日割り家賃(家賃÷月の日数×契約日数)
- 消火器具設置=5,980円
- 抗菌除菌クリーニング費用=10,800円
最近では敷金の代わりに定額修繕費として1か月分と言うところも増えてます。
ちなみに古い物件によくある【敷金・礼金・仲介手数料無料】は、そうでもしないと入居者が居ないという可能性が高い所なのでおすすめしません。
下2つはセットになっていることが多く、室内抗菌してもらうと消火器材も契約させられます。(金額は私が実際に払った金額)
この消火器材が中々のお値段です。
投擲で消火剤が拡散する感じの消火剤ですがAmazonなら1,000円ぐらい安い。
室内抗菌いらないんじゃ・・・
とも思うところですが、内覧で誰が入ってるか分かりませんし空き期間が長いと埃や虫などの影響もあり得ますので、個人的にはやったほうがいいかな・・・と思います。
ちなみに・・・家庭では火災報知器は設置義務がありますが、消火器の設置義務はありません。
公共施設やマンションなどでは義務があります。
初期費用を計算!具体例を見てみよう
先程書いたようなお金が掛かると言っても実際入るときはいくら掛かるか分かりませんよね?
と言うことで、具体的に計算してみましょう!
家賃5万、敷金・礼金・仲介手数料1カ月、8/21に入居した場合
- 敷金=5万
- 礼金=5万
- 仲介手数料=5万
- 前払い家賃(9月分)=5万
- 日割り家賃=(5万÷31×残り10日分)=1万6129円
- 火器具設置=5,940
- 抗菌除菌クリーニング費用=10,800
- 鍵交換費用=10,800円
上のリストを全部足したものが初期費用の大体の値段ですから、この場合は初回費用として243,669円です。
賃貸のサイトなどを見ていると書き方が「敷金1カ月」など、具体的な金額が書いてないのでピンと来ないかもしれませんが、実際に払う金額はこんな感じです。
ちなみに新築物件の場合は鍵交換費用不要ですが、それ以外だと必須と思っていただいてよいでしょう。
鍵交換しないと前住民の方がスペアキー持ってたら入れちゃいますからね・・・。
先ほども触れた通り初期費用は家賃が上がれば相対的に上がりますので、全く同じ条件で家賃が8万だった場合373,346円と跳ね上がります。
初期費用に引越代金も加わります
先ほど書いている約38万円と言うのは【賃貸に入居する為に必要なお金】
初めて一人暮らしを行うので荷物が少なければ自力で引っ越せなくもないですが、家具とかを持っていると難しいですよね?
そこで使うのが引越業者ですが・・・一人暮らしでは10万を想定しましょう。
交渉や時期によりもっと下げられますが多めに見積もっておくのが正解。
値段を決める要素は
- 引越時期(3,4月は高騰)
- 荷物量(段ボール数や家具の大きさ)
- 新居までの距離
- 当日の作業人数
で主に決まります。
ミニマリストのように荷物がほぼなく、近距離で新年度時期を避ければ5万円台も夢ではないでしょう。
物量次第では段ボールを購入し宅配便での郵送でも・・・と思いますが精密機械などの心配もあります。
段ボールは引越セットのような物もあるので活用しても良いでしょう(引越業者に依頼すれば必要そうな枚数は無料で貰えます)
もちろん相見積もりをとるのも忘れずに。
賃貸で家賃の差は実は非常に大きい
契約時に悩むこととして
- 物件Aは最新設備で環境も抜群だけどちょっと高い
- 物件BはAに設備や間取りで劣るけど5,000円安い・・・
1万円違うとキッパリあきらめるけど5,000円だったら・・・と考える方も多いはず。
ですが5,000円の差は年単位で見ていくと非常に大きい差になってきます。
家賃5,000円の差は1年で7万円の差
お金の面だけで言えば契約時の初期費用もそうですが、家賃で5,000円の差は1年住めば7万円もの差になります。
- 初期費用の差・・・敷金・礼金1か月(5,000×2)+先払い家賃(5,000)=1.5万
- 毎月の家賃の差・・・5,000円×11=5.5万(1か月分先払いしているので11で掛け算)
1年で6万貯金できる、使えるお金が増えると考えるとすごく大きいですよね?
これが3,000円差でも36,000円差ですから、家賃の差は非常に大きいものです。
結構軽視されがちな月別の家賃ですが、年単位で考えてみるとその差をはっきり感じられると思います。
賃貸を選ぶ基準は「お金」か「リラックス」か?
よーし!!んなら家賃の安い所に住むぞ!!!
ちょっと待ったぁ!!
と言うのも私は昔
- オール電化
- ネット無料
- 水道無料
- 1K(6畳)
- 築20年以上の学生マンション
- RC(鉄筋コンクリート)造り
- これで家賃4万円
と、貯金するために安さに惹かれて上のような物件に住んだ事がありますが結論から言うと大失敗でした。
実際住んでみると不便なうえ、心休まらず・・。
具体的には
- 自動お湯張りがない
- とにかく部屋が狭い(ベット・テーブルで端まで埋まる)
- モニターフォンがない(誰が来たか分からない)
- ネットがよく故障する(マンション設備なので直るまで我慢)
- 隣の部屋筒抜け(自分の部屋と隣の部屋のインターフォンの区別がつかないレベル)
- 住民のマナーが悪い(夜中まで大騒ぎ)
と、家にいてもストレスしかない状況。
もちろん大家さんにも何回か連絡しましたが改善されません(古いし注意も一過性でしかない)。
「鉄筋コンクリートは静かでおすすめ!」とかここ来て言ってみろや
と言いたくなるぐらい隣の部屋筒抜けでした。
新築の木造のほうが比較するのも失礼なぐらい静かです。
家ではプライベートでゆっくりしたい派なので、私はストレスたまって不眠症になりかけたので半年でサヨナラし、多少高くても新築で広くて静かなところにしました。
結局引越とか初期費用で数十万飛びましたから貯金どころか赤字だったんじゃないかと思います。
「安物買いの銭失い」を見事に味わった例です。
この記事のまとめ
一人暮らしは自由で気ままですが、その分お金はかなりハイペースで出ていきます。
やりたい!で始めようとするとエライ目にあいかねませんので、この記事を参考にお金の計算などしてみて下さい。
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