評価:4

- 外付けストロボが気になるけど使うことあるんかな・・・?
- 色々種類ありすぎてどれ選べばいいかよー分らん!
- α6500に対応してるストロボの導入にピッタリなの教えて!
交換レンズは色々情報があるけどストロボ(外付けフラッシュ)に関する情報ってちょっと少ないと思いませんか?
私もストロボを買おうか買わまいか悩んでましたが、ついに!買ってしまいました!
ということで、カメラ沼に突き進んでいる近所です(´・ω・`)
今回「も」駆け出しアマチュアカメラマンには嬉しい、激安カメラアクセサリーメーカー【Neewer】をチョイス。
α6500にも対応しているNeewerのNW561のレビュー記事となります!
何やらAmazonさんの調子が悪いようで、サムネイル画像が出なかったり全然違う商品画像が出てきてます。
商品ページはちゃんとストロボの画像があるんですが・・・・。
私はセットの方を買いましたが、スマホカバーではなくちゃんとストロボが届きました。


この記事の目次
Neewer一番人気のTT560と購入したNW561の違いとは?
Neewerのストロボと言うと一番人気はTT560って品番です。
NW561よりも500円程安いんですが、機能を見比べると500円差とは思えないぐらいNW561が充実していますので、私はNW561を買いました。
TT560 | NW561 | |
価格(Amazon) | 約3,100円 | 約3,600円 |
ガイドナンバー(GN) | 38 | 38 |
フラッシュモード | M/S1/S2 | M/MULTI/S1/S2 |
TTL | 非対応 | 非対応 |
色温度 | 5600K | 5500K |
フラッシュ出力 | 8段階 | 22段階光量微調整 |
回転角度 | 上下0~90度 左右0~270度 | 上下-7~90度 左右0~180度 |
画面 | – | 液晶表示 |
MULTI(マルチ)モードはさておき、22段階調整+液晶表示ってのがデカい。
cm単位でしかメモリのない定規と、mm単位まで書いてある定規ではどっちが使いやすい?と言ったら・・・一目瞭然ですよね?
ガイドナンバー・・・?フラッシュモード・・・?TTL・・・?
ストロボについてよく知らない人には全く意味不明な単語が並んでると思いますのでちょっと解説をいれましょう!
ストロボ選びのポイント!用語解説

ガイドナンバー | フラッシュの明るさ |
フラッシュモード | M:マニュアル設定 MULTI:短時間に何回か光らせる S1:1回目のフラッシュに反応して光る S2:2回目のフラッシュに反応して光る |
TTL | 自動で明るさ調整する機能 |
いや、これでは全然わからんのだが・・・・
ガイドナンバー
フラッシュの発光量のことで、数字が大きいほど明るくなります。
プロ撮影ならともかくアマチュアであれば40もあれば充分と言われます。
Neewerの格安シリーズは38ですが、アマチュアで使うのであれば全く問題ないレベルですね。
室内なら1/128でもこの明るさを確保できます。
Sスピード:1/20 絞り:F5 ISO:100
なお1/1などのフルパワーで使うとフラッシュにも大きな負荷を与え寿命が縮まりますのでご注意を。
フラッシュモード
表にしたほうが見やすいので以下の通りです。
マニュアル(M) | 明るさを自分で調整します。 |
---|---|
マルチ(MULTI) | 連続的にフラッシュさせます。(負担大) |
S1 | 1回目のフラッシュに反応して光ります。(要別フラッシュ) |
S2 | 2回目のフラッシュに反応して光ります(TTL対応フラッシュ時利用) |
マニュアル設定はNW561の場合1/1~1/128まで8段階に加え、1/64+1/3と更に細かな調整も可能。
TT560ではこの1/3調整ができません。
S1、S2モードについてはややこしいですが・・・
- S1・・・フラッシュの光に反応する
- S2・・・TTL対応時調整で光る1回目のフラッシュはスルーして2回目の本番に反応する
S2モードを使うときはTTL対応フラッシュを使うときと覚えといてください。
詳しい事が気になる方はこちらをどうぞ(※ある程度知識がないと意味不明だと思います。)

TTL
カメラで言うプログラムオート(Pモード)。
状況をカメラが判断して明るさを調整してくれます。
格安の外付けストロボには付いてませんし、逆に言えばこれがあると価格も上がって機種に応じた規格を買う必要があります。
例えばソニー対応の格安中華製ならGODOXのTT600Sが人気高め(約7,200円)
※訂正 TT660SはTTL非対応でした。
NW400Sは間違いなくTTL対応となります。お詫びして訂正いたします。
NW561はカメラ初心者には不向き

結論を言うとNW561は【カメラ初心者お断り】な外付けストロボです。
検索すると【格安ストロボは初心者におすすめ】とか書いてますが、個人的にはそうは思っていません。
使いやすいの?と聞かれたら「使いやすくはない。値段相応」とお答えします。
原因はTTL(自動光量調整)非対応でストロボのマニュアル設定必須な事。
今までオート撮影しかしたこと無いんだよね。
F値やISO感度とか言われてもお手上げですわ・・・・
って方は、NW561を扱えるようになるまでかなり時間を要します。
カメラの設定をいじる必要があるため、その辺の知識がないとうまく撮れない可能性大です。
オートでバシバシ撮りたい場合はお高いですがTTL対応を買ったほうが無難です。
ただし、ソニーのTTL対応のものはかなり少ないので、ある程度の出費は覚悟しましょう・・・。
例えば同じNEEWERでも上のNW440SはソニーのTTL対応で9,000円ぐらいします。
まぁ・・・それでも純正買うより1/4ぐらいで済みますけどね。※純正は約3.5万
ただ、カメラ本体でも言えますがオート機能は万能ではありません。
例えば暗い所での撮影や部分的に明るいところでの撮影など、ちょっと凝った場面での撮影は結局マニュアル設定しないといけません。
そう考えたら結局オート機能いるの?ってことで私は自身の勉強も兼ねてあえてTTL非対応のNW561を買うことにしました。
あとなんて言っても安いですし。
という事で、個人的には【カメラの仕組みをある程度知った上で、ストロボが欲しいけど使ったことのない初心者】にはどんなものか使ってみるって意味では格安ストロボをおすすめします。
外付けストロボNW561+アクセの使い方とレビュー!

冒頭の通りNW561本体+ディフューザーなどのアクセ付きセットを購入しました。
それぞれ使い方とレビューしていきましょう!
NW561本体

①:電源ボタン | 長押しでON/OFF。ON中に押すとバックライト点灯 |
---|---|
②:液晶画面 | フラッシュの強さや設定が表示 |
③:上下左右 | フラッシュの強さを調整。左右で段階毎、上下で1/3ずつ細かく |
④:発光ボタン | チャージした出力を強制開放。出力を下げた時使う。 |
⑤:モード選択ボタン | M/MULTI/S1/S2の選択 |
まさにシンプル・イズ・ベスト。
液晶画面はバックライトも付いてるので暗い夜景撮影でも楽々設定出来ます。
夜景スポットでのフラッシュ使用は周りの方に充分配慮の上行いましょう。
外付けディフューザー

ディフューザーは直接被写体にフラッシュを当てるとき使うアイテム。
単品で買うと1,000円近くしますし、これだけでもNW561単品の差額の元が取れてしまいます。
リモコン

なんと、カメラ無線でカメラのシャッターを切れてしまう驚きのアイテム。
こちらも買うと600円程。
・・・・ですが、α6500ではうんともすんとも言いませんでした。
カメラ本体に赤外線センサーが無いと使えません。
遠隔でシャッターを切るならレリーズをご利用ください。
単3電池4本・クリーニングクロス
ストロボの駆動が単3電池4本ですので、買ってすぐ使えるのは嬉しい。
とは言え聞いたことも見たこともない中国製の電池なのでオマケ程度に。
おまけと言えばクリーニングクロスも付いてきます。
α6500×NW561の作例!sony対応です!

Amazonの説明欄にsonyが入っていないので使えるの?と疑問に思う所ですが、普通に使えます。
TTL非対応なのでメーカーとか関係なくアクセサリーシューがあればOKな様子。
一昔前のsonyは独自路線だったので別規格だったようですが、今は他のメーカーと同じ規格だそうです。
※なお100%対応しているとは限りません。少なくともα6500は間違いなく対応しています。
私のカメラにそんなの付いてるかな・・・と不安な方はご安心ください。
普段はカバーが付いてるので見落としがちですので確認してみてね。

では実際に撮影画像を見比べてみましょう!
設定を変えると比較の意味がないのでカメラ・フラッシュの設定は固定しました。
明るさの比較としてご覧ください。

なにこれ?何も見えんやんけ・・・
完全にまっくろくろすけ。光量が全然足りてませんね。

お、なんか見慣れた感じの写真
明るくなりましたけど、まだ薄暗いですし「いかにもフラッシュやってます」感のある固い写真ですね。

うおっ!眩しっ!
もはや明るすぎて写真としては失敗作ですが、内蔵フラッシュとのパワーの違いが分かって頂ける写真です。

うん。見た目かなりいい感じ!
ディフューザーを使うとパッと見ではフラッシュ使ってる感が無い柔らかい写真になります。
その反面影が出てないので立体感の少ない写真とも言えます。

はっきりくっきりしてるね。
壁バウンスとは、壁にフラッシュを当てて撮る撮影方法です。
直射じゃない分少々暗いですがディフューザーありよりも、影が濃くなって立体感がありますね。
これならフラッシュの強さを上げたら明るくキレイになるかな?
あと壁ではなく天井に向けてやることで降り注ぐ光を表現する天井バウンスって手法もあります。
※今回は1/128では光量不足だったので壁バウンスのみ披露。

ご・・・後光(物理)が見える・・・
こんな感じでカメラにつけず置いて使う事も出来ます。
S1モードを使って、内蔵フラッシュの明るさに反応して光ってくれます。
一気にかっこよさが出てませんか?
この状態で目を開けてシャッター切ったら目が潰れますのでご注意を。
S1モードは光に反応するため内蔵フラッシュまたは別の外付けフラッシュが必要です。
使いたくない場合や昼間で光が届きにくい時は送受信機を使えば遠隔で使用可能です。
外付けストロボは写真の楽しさをアップしてくれます!

まだ試してないですが、ストロボは暗い時に人や物を強調させたり、昼間の逆光対策にも使えるとのことでワクワクしています。
ストロボを買おうか迷ってるって方は格安ストロボを買って試してみるのも良いでしょう!
おすすめ度 | とりあえず手を出すには〇 |
---|---|
使いやすさ | [jinstar3 color=”#ffc32c” size=”16px”] 使いやすさは微妙 |
お手頃度 | 安さ爆発 |
ぶっちゃけ諸手を挙げて使えるよ!おすすめよ!とは言えませんが
ストロボってどんなもん?
と興味を持ってる方には「これはどうですか?」と言える1機です。
以上、sony α6500×NEEWER外付けストロボNW561使い方レビュー!でした!



