どうも。アマチュアカメラマン近所です(´・ω・`)
最近のスマホカメラはすっごい機能が良くて、写真を撮るだけなら十二分過ぎるぐらいですよね。
しかし、それでも一眼レフカメラが人気な理由として
- 背景のぼかしの具合が違う
- 暗闇での撮影が得意
- レンズやフィルターを付けて遊べる
と、スマホカメラでは出来ないことが多い為。
一度ミラーレス一眼を使いだすとスマホでは物足りないと思えるでしょう!
そんな一眼レフカメラに是非つけたい「フィルター」を紹介します!
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この記事の目次
フィルターを買う前の重要な注意!
グッズをおすすめする前に絶対注意しなければならないことをお伝えしておきます。
それは【フィルター径】
一眼レフのレンズにはそれぞれ大きさがあり、37㎜~112㎜まで細かに刻まれています。
レンズに取り付けるので1㎜でも違えば全く使い物になりませんのでご注意ください。
フィルター径のチェック方法
1㎜でも違えば・・・と言いましたが、レンズのフィルター径はレンズ本体に書かれているので、手元にレンズさえあれば難しいことはありません。
ここの数字(上の写真ならΦ49)がフィルター径となり、49mmと言う意味になります。
おすすめのフィルターを紹介していきますが必ずフィルター径を確認の上お買い求め下さい。
レンズ保護フィルター
これは撮影に直接関係ありませんが1本数万円するレンズを守る為のフィルターです。
いくら気を付けていても、何かの拍子に角にぶつけてしまってレンズが割れた!そんな危険はあります。
また持ち運びの際に服に当たったりして細かな傷もついてしまうのもフィルターで防げます。
レンズの保護にはレンズキャップがあるのでそれを使う人も多いと思いますが、撮影のたびにつけたり外したり結構面倒ですよね?
特に旅行中に軽くスナップするぐらいで使う方は外しっぱなしと言う人も多いのではないでしょうか。
フィルターの場合透明なので外す必要がなく手間がかなり軽減できるメリットがありますので、旅行などのスナップメインの方は持っておいても良いフィルターです。
PL(偏光)フィルター
ドライバーや自転車に乗る人は馴染みのある「偏光サングラス」これと同じ効果を作れるのが偏光フィルターです。
偏光フィルターの効果とは
偏光フィルターは光の乱反射を抑える効果があり、写真ではこんな影響があります。
- 白味が抑えられRBG(赤・青・緑)がよりくっきり映る
- ガラスや水面の反射がかなり抑えられる
- 明るさが抑えられるのでスローシャッターでも撮りやすい
全体的に見れば色の濃いしっかりとした写真が撮れます。
これは風景撮影ではかなりの差が出ますので、紅葉や海など被写体が自然の場合はマストと言っても良いでしょう。
全く同じアングルではない上にブログ用で画質落としまくってますが、山や水の色が明確に違うのが分かると思います。
これだけくっきりと撮影できるアイテムなのに、価格が手ごろなものであれば1枚3,000円ほどでも買えてコスパも魅力的。
この見出しで貼り付けた紅葉ももちろんフィルター付きで撮影しています。
LPフィルターのデメリット
しかし、メリットばかりではなく気を付けないといけない点もあります。
それは【若干暗くなるので明るさ補正が必要になりうる】と言うこと。
カメラ好きでない限り
なんのこっちゃ?そんなことできるの?
だと思いますが、簡単操作の【露出補正】と言う機能が備わってますので大丈夫。
スマホでも明るさ調整が出来ると思いますがそれと同じ機能です。
LPフィルターでの撮影例
実際に撮ってみた撮影写真をご覧いただきましょう。
空の青さや紅葉の赤がかなりハッキリと濃く撮影できていると思います。
(一部設定ミスってますが・・・)
こんな感じで旅行スナップや風景を撮る方はまず持っておいて間違いないでしょう。
クロスライトフィルター
もう一つおすすめが「クロスライトフィルター」
文字通り光がクロスになっている写真を撮る為のフィルター。
LPフィルターとは異なり一見すると透明ですが斜めに線が付いています。
これを付けて撮影すると先ほど貼り付けたような写真が撮れます。
線が光の印象を際立たせてくれるので、普通のカメラでは絶対撮影できない幻想的な撮影ができます。
クロスの本数も種類があるのでキラキラ感を出したいなら8本、サラッと強調するぐらいなら4本と使い分けも出来ます。
私はちょうど真ん中の6本線を使用しています。
クロスライトフィルターの効果とは
先ほど説明した通り光を強調してくれるので幻想的な写真を撮れます。
上でも使ってますがクリスマスツリーであったり、下のような木に取り付けたイルミネーションだったりは非常に相性が良いフィルター。
これがクロスライトフィルターの効果です。
イルミネーションが一気に幻想的な写真にレベルアップしてますよね!
こちらもLPフィルターと同じく安ければ1枚2,000円程で買えるので、イルミネーションや夜景の撮影が好きな方は是非持っておきたい。
クロスライトフィルターのデメリット
それは【綺麗に撮る設定がちょっと難しい】こと。
こちらの場合フィルターを付けたからと言うよりも、暗い所で撮るからと言った方が良いでしょう。
暗いところでの撮影は手ブレが起きやすく、こだわったアングルの写真を狙うとなるとシャッタースピードやフォーカス調整、露出補正などちょっと細やかな設定が必要になってきます。
と言っても写真にハマり始めたらこの辺の設定は大体分かってくるので、使っていくうちに慣れてきますのでそこまで心配しなくてもいいかな?と思います。
またフィルターの特性上、イルミネーションで何かを形作った物などの電球が集まった被写体は線が出まくってビッカビカになり幻想的な写真には仕上がりません。
この写真なんかは分かりやすいですが、チェーンのところはキレイですが後ろにやたら白く光り輝くオブジェが・・・・。
これは電球でペガサスを造形していますが、クロスフィルターで光りすぎて何か良く分からない状態になってますよね・・・。
また言わずもがな、撮影シーンは「夜景」「イルミネーション」などかなり限られてきます。
クロスライトフィルター撮影例
こちらもクロスライトフィルターの魅力をお見せしましょう。
※左右にスライドして次の写真が見られます
レンズフィルターは初心者から上級者まで使えます
レンズを色々揃えても楽しい写真が撮れますが、お値段が高いですよね・・・下手すりゃ本体買えるぐらい高額なレンズもあります。
しかし、1枚数千円で買えるお手頃なフィルターだってこれだけ劇的に変化を出せるアイテムです。
持っておくと本当に写真が楽しくなりますよ!
ただ、フィルターも所詮はガラスなので割れやすく、傷のつきやすいアイテムです。
カメラ関係をまとめて持ち運ぶならカメラバックも用意しましょう!
以上!一眼レフカメラにおすすめのレンズフィルターで何倍も撮影を楽しく!でした!