- 仕事に「行きたくない」と「行かないといけない」の葛藤がある
- 仕事のストレスから心療内科に行こうか迷っている
- 辛いけど周りに心配かけたくないから我慢する
ストレス社会の現代・・・上で紹介したようなことを考えていませんか?
私は一時期上と同じことを思い、仕事のストレスから数々の危ない症状が出て心療内科に行きました。
そんな私の体験を基に心の病気の怖い話をしたいと思います。
という事で、こう見えても鬱手前まで追い込まれたことのある近所です(´・ω・`)
今ではひょうきんな(自称)面白キャラとして活躍してますが、心療内科に行き抗うつ剤を処方していただいた時期すらあります。
そんな私が昔を振り返って今だから話せる心の病気をお話したいと思います。
これからの文章を読んで当てはまることがあればすぐにでも心療内科に行ってください。
この記事の目次
不安で寝れない、眠れない日が続き倦怠感がある
睡眠障害が出始めたら要注意のサイン。
とは言え、「次の日が大事なプレゼンだ・・・」とか、「今日仕事で大きいミスしてしまった・・・」ってことでも短期的に眠れないことがあります。
これもストレスが一因ですが、どちらも時間が経てばすぐ寝れる日が戻ってきますよね?
ところが仕事(会社・人間関係)自体がストレスの原因な場合、環境が変わらない限り時間が経つだけでは解決しませんので睡眠障害も解消されません。
- 中々寝られない状態で仕事に行き疲れる
- 翌日の仕事のことを考えるとまた寝られない・・・。
- 昼間に眠気が襲ってくる
- 倦怠感と眠気からミスして怒られる
- その夜はまた落ち込んで寝られない・・・
と悪循環にはまります。
睡眠障害が続くと疲れも取れないので、いつでも体が疲れてだるーい気分になります。
こんな悪循環が続くようであれば一度病院に掛かることを考えてみましょう。
って、いろんなサイトとかを見てると簡単に言いますが、本人からすれば「眠れない要因=仕事」ってのは百も承知なので、心療内科に行ったところで治るのか?とも思いますよね。
※心療内科への通院についてはこの記事の下部で説明しています。
なのでこの時はこそっと転職活動もし始めていました。
転職サイトに登録するとか、エージェントさんに自分のやりたいことを伝えて探してもらうとか・・・。
しかしながら
- 地理的に面接だけでお金と時間の消費が半端ない(当時四国の田舎在住)
- 仕事が忙しく暇がない(当時10時間勤務、サビ残上等)
- 順調に心がぶっ壊れた(この記事で紹介)
と言う理由で転職しない(出来なかった)んですがね・・・。
※結局その後違う理由(赤字で色々あったため)で転職しました。
話を戻しまして、初期状態の睡眠障害は市販の睡眠薬ドリ〇ルとかでごまかしていました。
が、これを放置して心が壊れはじめると次の症状が出始めます。
記憶障害(意識障害)・平衡感覚を失う
ちょっ・・・いきなりぶっ飛び過ぎじゃない?
文字に起こすとめちゃくちゃ飛躍しているように見えますが、睡眠障害と同時進行でこれらのことが起こってきます。
最初は
あれ?この仕事いつの間にやったかな?集中してたから覚えてないのかな?
ぐらいの軽微なもんですが、最終的に数時間の記憶が無くなるようになりました。
この記憶が無くなるのは良くイメージされる記憶喪失とは大きく違います。
過去のこと(例えば1年前のことなど)は覚えていますが、数時間前の記憶が無いので意識障害と言った方が良いかもしれません。
- ドラマとか漫画であるような数時間前の事を覚えていない状態。
- 数時間は意識がなく自分では何をしてるかさっぱり
- ただし自分の記憶がないだけで理性はあるらしく普通に見えるので周りは気が付かない
- 朝起きて出勤準備した記憶はあるが、気がついたらお店でレジ作業をしていた・・・と言う経験がある。(実に3時間分記憶なしだった)
- ぐるぐるバットをやった後みたいに突然目の前が回ったような状態になる。
- 眩暈のドギツイ版と言った感じか?
- 本人はまっすぐ歩いてるつもりだが実際は机に向かって突撃したりするので割と痛い
- さすがに周りも分かるが「注意力(落ち着き)が無いよ!」で済まされた。
ぶっちゃけ記憶障害が出た時は自分が怖かった。
朝起きて家にいたはずが、仕事場にいてしっかり仕事してるんですから。
意識が戻った時は
え?(・ω・`;)三(;´・ω・)え? なんで仕事場に?
ってポカーンとしました。
同僚に聞くと普段通り仕事してたらしいよ?
意識ないのになんで分かるん?
私、ちゃんと仕事してた?って聞いたら不思議そうな顔でハイ・・・って言われました(当たり前)
おまえ・・・良く生きてたな・・・
失声症になり心療内科行きを命じられる
突然ですがこの「失声症」ってどんな病気か知ってますか?
ぶっちゃけ知らない人が普通だと思います。
文字通り声が出なくなる病気ですが、そう聞くと普通の人は
風邪で声が出ないのと似たようなのかな?
って思いますよね。
実は全然違いまして・・・失声症がどんな症状かを簡単に言うと日常会話ができなくなります。
本当に声が出ないんです。声の出し方が分からなくなる・・・とでも言いましょうか。
何でもない様ないつもの会話すらできなくなります。
レジ終わりの「ありがとうございました」。
こんな3才児でも分かるし言えるやろ・・・って言う極々当たり前のことができなくなりました。
なったことある人しか分からない不思議な感覚です。
これも症状が出てた自覚症状はあるんですが、思い出せないフリをしてごまかしてきました。
流石に【上長の隣でレジ作業中に「ありがとうございました」を言えない】となるとごまかしきれず、すぐに心療内科へ行けと言われました。
ここまで読んでもらって多くの人は
記憶障害の時点で病院行けよ!!!!
って突っ込みたくなることでしょう。
しかし、この時点ではすでに心が正常ではない+症状が頻発していたので
うーん。不調だけど最近よくあることだしなぁ・・・
って考えてます。
よく記憶が無くなるってヤバいやろ・・・
当時は記憶障害は偏頭痛とかと同じぐらいの気分ですね。今日はたまたま調子が悪い的な。
こうやって症状が治ってから字にするとホントこのころはどうかしてたな・・・と思いますが。
心療内科に行きにくい?考え方一つです!
実は私も心がぶっ壊れる途中で心療内科に行くという選択肢を全く考えなかったわけではないんです。
むしろ心療内科への通院を考えてすらいました。
しかし、それと同時にこんなことを思ってしまいます。
- いやいや・・・これぐらいで心療内科って大げさな・・・
- 鬱の人に比べたらまだご飯とかも食べてるし?
- もっとつらい人はいっぱいいるはずだ!
- そもそもなんか・・・行きにくいよなぁ・・・
おそらくこの記事を読んでいて病院に行ったことが無い方は同じようなことを思っているのではないでしょうか?
ですが、そんな方こそ私が半命令されて渋々行ったお医者さんの一言を聞いてほしいと思います。
大げさなんじゃないか?とか考えると中々行こうという決心がつかなくて・・・
良く聞くのですが・・・そんな風に感じる心療内科に行こうか迷う時点で既におかしいんですよ?
こんな風に考えたら正にその通りですね。
咳や熱が出ても内科に行く必要ないか・・・と症状が軽ければ思いますが、病院に行くレベルの時は完全に体がヤバい時ですよね?
つ・・・突っ込むべきなのか?
ストレスは心の風邪(病気)です。健康であれば病院に行くなんて選択肢すら出ません。
ですから、心療内科の通院を考えた時点で行くべきです。
問題なければそれはそれで安心できますし問題ありなら治療になりますから。
これを説明されたときにハッと気づかされましたね。
心や体に異常が出始めたら躊躇せず行きましょう。(保険適用外でお高いですが)
で・・・その診断結果は?
鬱一歩手前。要通院。(抗うつ剤処方)
ア・・アカン・・・。
既に心が壊れかけてるので正常・異常の判断が自分ではできなくなってたと病院に行って知らされました。
たまたま上長がいる時に失声症が出て病院行き命令が下りましたが、もしごまかし続けられてたら・・・と考えるとホントに怖いですね。
仕事で心や体が病んでいるという方、ここまで紹介した症状に覚えがある方は必ず病院へ行って下さい。
抗うつ剤は強力で副作用もありました。
突然目の前が回り始めるとかありますので、お医者さんの説明を良く聞いて用法用量を守ってお使い下さい。
心の不調を感じたら相談・通院・転職をしましょう
私の場合は上長が私のヤバい状態を目撃したこともあり、私が相談する間でもなく部署移動となりこの時は退職や転職はしませんでした。
同じような悩みを持たれている場合は一度会社に今の状況を告白するのも必要なことです。
このころの私は正常・異常の判断が出来ず、心配かけたくないから親はもちろん彼女や仕事仲間にも相談せず一人で抱え込んでいたので爆発する寸前でした。
会社に相談しても環境が変わらないとかであれば、転職で自分から環境を変えてしまう方法も一つでしょう。
ただ、すでに心が疲れてるところに転職活動も・・・となるとめちゃくちゃハードなのであんまりおすすめは出来ません。
なら辞めてから!とも思うところですが、今度は無職の恐怖や無収入の恐怖に襲われまた心を病みかねません。
万が一転職活動をするのであれば、お金の心配が和らぐ在籍中がベストなので心療内科に行き診断書などを貰い休職取ってその隙に活動をしたいところです・・・。
何はともあれ睡眠障害や体・心の症状が出たな・・・と思ったら
- 友人や会社に相談
- 心療内科に掛かる
- それでもダメなら転職
と転職は最後の手段で考えておきましょう。
以上、仕事が辛い!心が苦しい私の身に起きた不調!心療内科で救われました!でした!