- 持ち家を考えているけど支払い大丈夫かな?
- 子どもとか老後とか・・・一体いくらかかるんだ?
- 使いやすいシミュレーションツールはない?
30代になると結婚や子どもなど・・・色々お金の面で考えないといけないことが現実味を帯びてきますよね。
しかし、いくら考えても漠然とした答えしか浮かばずホントに大丈夫か?と不安にもなります。
と言う事でシミュレーションで現実を痛感した近所です(´・ω・`)
住宅ローンだけは何をどうするのが良いか?を考えまくったけど、子どもの教育費だとか・・・リフォーム時期なんてのはざっくりとしか考えてませんでした。
正直なんとかなるでしょ!
的な。
そこで今回は、そんな甘ったれた考えはホントに大丈夫?と【100年のお財布】でシミュレーションしてみました!
100年のおさいふとは?
100年のおさいふはTwitterのコミュニティ【#家系ブログを盛り上げる会】の会員「とよクマ」さんが開発したシミュレーションツール。
エクセルで入力するだけなので特別な操作もなく簡単に色々なことが知れます。
実際に使いましたが私が操作することは
- 数字を入力する
- あらかじめ入っている数字を選ぶ
- シートを選択する
以上。
これだけで以下の10個の事を分析してくれます。
- 最適な住宅ローンの金額がわかる
- 家を買った後の維持費がわかる
- 人生100年時代のすまい計画が立てられる
- 住宅ローンの比較ができる
- 繰り上げ返済をした時の効果がわかる
- 子どもの教育費がいつ・いくらかかるかわかる
- 生活費の分析ができる
- 老後の貯蓄や家計がわかる
- 100年間の収支が図でわかる
- FPのポイント解説で理解が深まる
動作環境は以下のどれかが必要です。
- Microsoft Excel2019
- WPS Spreadsheets
- One Drive上のWEB版Excel
※Googleスプレッドシートには対応しておりません
価格は2,980円
現在の収入・支出・今後の予定を入力すれば
- 住宅にまつわるお金
- 子ども(教育)にまつわるお金
- 老後にまつわるお金
の3本柱を中心に、100歳まで年単位でどれぐらいのお金が掛かるか?をシミュレーション。
入力した収支予測で見通しが大丈夫か?を分かりやすく判定。
見直すべきポイントや、どれぐらいの貯蓄を目指すべきか?などもしっかり教えてくれます。
実際私がリアルにシミュレーションした結果が上の感じ。
例:2年後に1人目、5年後に2人目誕生、教育は全て公立でシミュレーション。
なんだ。余裕じゃないか・・・と、見えますが結構妥協しまくってます(´・ω・`)
仮に子どもが私立に行きたいと言い出したらシミュレーション上は破綻します。
一応これは現時点での給料が続く想定なので昇給や昇格をすれば財政に余裕も出ますが・・・。
給料上がってくれ・・・頼むぞ・・・・(祈り)
※100年のお財布は昇給はシミュレーションに入ってません。
100年のお財布のメリットは?
ゆるキャラと柔らかい雰囲気でとっつきやすい事
そこ!!?
ネタっぽく書いてますが個人的には結構本気で言ってます。
こういうシミュレーションツールってめっちゃ堅苦しいの多いんですよ。
文字だけで【教育に1500万、老後に2000万が必要です。これに備えるため・・・・うんぬんかんぬん】と書かれてもドッと疲れる・・・。
- シートごとにどの部門にいくらかかるのか?
- 注意すべきことは?
など、分かりやすいアイコンや「とよクマ君(勝手に命名)」が解説してくれて頭に入りやすく見やすい。
可愛いだけではなくフィナンシャルプランナー(FP)の資格持ちなのでアドバイスは的確です。
エクセルなので保存しておけばいつでも見直せたり修正が出来るのも地味にポイント。
入れる数字が比較的簡単で操作しやすい
無料も含めシミュレーションツールが数多くありますが・・・
正直入力する項目がかなーーりややこしい。
- まだ生まれていない子どもの教育費
- 不確定な住宅ローン返済
- いくらかかるか分からない固定資産税や家の火災保険
- 数十年後にやって来る家の改修費用
まだ家すらも建ててないのにどないせぇと・・・・
と言いたくなることが多々ありました。
しかし、100年のおさいふであれば既にある程度の数字が入力済みで困ったらここを参考にして!というのまで書いてあります。
一番気になるであろう住宅ローンのシミュレーションも4パターン完備。
- 変動金利
- 期間固定
- 〇年固定金利
- フラット35
4つの返済方法が全て網羅されており、最終的な支払金額もそれぞれ見れて分析もどの返済方法を使うか選択まで出来ます。
わざわざ何回も入力しては比較をなくていいのは楽ですね。
住宅ローンを決めかねているって方は、候補にしているローンの金利を調べれば生涯どれくらいの支払をするか?の差を見るのに役立ちます。
他にも家の改修資金や時期なども入力しますが、やってみた結果金銭的にヤバい?と感じればどこをどう削減するのか考え調整してみましょう。
その結果もエクセルで数式が組まれているのですぐ確認できます。
なお、私の住宅ローンは
- ずっと変わらないので先を見通せる安心感
- ゆうちょ口座から直で支払えて手数料・手間いらず
という理由で【ARHUIのフラット35S】にしています。
生涯のシミュレーションができる
「100年のおさいふ」の名にふさわしい100歳までの将来設計をしっかり考えられます。
- いつ繰り上げ返済をするとどれだけお得?
- 1軒目のリフォーム予算はどれぐらい使う?
- 2軒目の住宅予定はどうする?
- 老後の過ごし方は?
と、細かくシミュレーションできます。
実はこの辺って自分で考えてるとおざなりになりがちで、
バクっと40年後に家リフォームかな・・・
なんて考えてませんか?
私はめっちゃ漠然と考えてました。
その考えは本当に大丈夫なのか?
- 家は大規模改修と新築どれぐらいかかる?
- 老人ホームに入居するのか?
- 年金受給後もお金を稼ぐ?
- 100歳時点での貯金額は?
こういったことまでシミュレーションができちゃいます。
将来設計やお金の面って漠然と
- これぐらいの年齢で子どもが入学して
- これぐらいの時期にリフォームして
- これぐらいに定年かな・・・
とそれぞれを点で捉えがち。
「100年のおさいふ」は
- 収入からいくら貯蓄に回るのか?
- 何年後にいくら貯蓄が必要か?
- その時点までにどれぐらい余裕がでているか?
と点を繋いで線にして把握でき、それを100歳まで見通せます。
数字を入力するだけで様々な角度から分析
点を線にするのも魅力ですが、点をさらに立体的に把握できます。
- 住まい
- 教育
- 老後
の3本柱で、いつどこにどれだけのお金が掛かるか?をそれぞれ分けて確認できます。
その上で落とすべきポイントはどこか?
- 繰り上げ返済するとして、いついくらすればどれだけ削減できるか?
- 生活費の食費を押さえたらどれぐらい年間で変わって来るか?
- 子どもの教育費は最低でもいつどのくらい必要か?
を、事細かに検証できます。
と言うか老後って金かかりすぎぃ!!!
老後2000万円問題もありましたが、崩壊しつつある年金制度や家庭内介護・・・。
今は老人ホームやヘルパーって任意ですがもしかすると強制になってる可能性もありますよね・・・。
あくまでも現時点のシミュレーション
直近に限った事ではないですが世界がかなりの速度で変わっています。
このシミュレーションは現時点でのシミュレーションです。
転職や環境の変化で良くなることもあれば悪くなることも然り・・・。
そのため、現時点のまま時が流れれば概算でこれぐらい必要なんだ・・・と言う意識を持つきっかけとしてシミュレーションしましょう。
環境の変化を分かりやすく言えば・・・今から30年前(1990年)何があったか?
スーパーファミコンが発売されました
今やスーファミはミニになり再登場、最新機種はPS5ですよ。
家にまつわる事で言うと住宅ローンも1990年頃が最高金利のピーク。
変動金利で8.5%と言うおぞましい金利です・・・。
※2020年6月なら0.5%前後
1990年当時の金利(8.5%)で3000万を35年で借りたらどうなるの?
- 返済金額:月々22.5万
- 返済総額:9411万
※35年間変動しなかった場合です。
こんなん絶対無理や・・・
税金の変更・職場の変更・景気の変動等々・・・・・
どう変わるかなんて分からないからこそ、このままいけばどれぐらいのお金がかかるのか?を最低限知ることで、備えるきっかけになりますね。
このままの生活で大丈夫かな?
人生でざっといくらぐらいお金が掛かるのか・・・
そんな不安をお持ちの方は是非一度シミュレーションしてみては?
以上、30代で注文住宅を建てるので100歳までのシミュレーションツール使ってみた!でした!