
- 住宅ローンのおすすめを聞きたい
- フラット35だとどこで借りても大差ないでしょ?
- ARUHIと楽天銀行って人気みたいだけどどっちがいいの?
住宅を買うにあたって悩ましい【住宅ローン】ですが、金利以外の部分もちゃんと計算していますか?
という事で、田舎ならではの苦労を久々に感じた近所です(´・ω・`)
私はメインバンクがゆうちょですが、住宅ローンをどこで借りてどうやって返すか?をかなり悩みました。
結果【楽天銀行】と【ARUHI】の2つに絞り、最終的にはARUHIにしました。
この記事では
- なぜその2つなのか?
- なぜARUHIに決めたのか?
- おすすめのポイントは?
をまとめています!
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この記事の目次
【ポイント】フラット35なら金利や手数料は大体同じ

そもそもフラット35ならどこでも大差ないんじゃ・・・・
そう。変動金利を選択する場合は銀行で結構差が出ますがフラット35の場合どこの銀行でも大きな差はありません。
それなら出来る限り便利に使える銀行や+αのメリットがある方が良いってワケです。
じゃあ便利に使うために何を考えるべきか?と言うと・・・
どうやって返済するのか?これにつきます。
つまり一番いいのは給与口座から引き落とせること。
それが入金の手間なくスムーズに進められます。
メインバンクがゆうちょの私が手間なく行える住宅ローンの返済プランとしては
- ゆうちょから自動送金
- ゆうちょATMで振替
- ネット銀行で振替
- ゆうちょ口座引落
の4つが現実的な候補になりました。
一応フラット35は他の銀行で借りる手もありましたが、田舎の為大手銀行のATMおよび支店が近くにない。
【ポイント】ゆうちょから口座引落しできる

この2社が最終的に残った理由はゆうちょ連携がしやすいという点。
これがなぜ大事なのか?は35年間の返済を想定した結果です。
振替の手数料も35年重なれば馬鹿に出来ない
銀行の住宅ローンは基本的にその銀行口座からの引落しとなります。
持っていない場合は口座開設やメインバンクからの振替手数料・入金の手間があります。
例えば・・・給料はゆうちょですが、みずほの金利が安い!!とみずほでローンを組んだとしましょう。
給料はゆうちょなのに引き落としはみずほなので毎月ATMへ行って振込しないといけない・・・。
わざわざ行くのが面倒だから・・・と自動送金をすると手数料も割高に。
12カ月×35年も繰り返せばびっくりする金額となります。
実際に手数料を計算すると・・・・
手数料 (5万円以上) | 35年総額 | |
ゆうちょ自動送金 | 770 | 323,400 |
ゆうちょATM送金 | 440 | 184,800 |
大手自動送金 | 660 | 277,200 |
大手ATM送金 | 440 | 184,800 |
地銀自動送金 | 825 | 346,500 |
地銀ATM送金 | 550 | 231,000 |
※大手・地銀の手数料は一例となり、送金先は全て他行宛の設定です。
この表で見ての通り、ゆうちょ→みずほで自動送金設定すると32万もかかります。
追記:ゆうちょATMでイオンへ入金⇒他行へ振替と言う手順なら手数料なしで可能と教えてもらいました!
https://twitter.com/FUYU57461135/status/1219603508673925120
どうですか?35年間ずっと毎月送金すると結構お金かかりますよね。
ATMに行けば多少は安いですが面倒だし、結局手数料もかかる・・・。
入金を忘れた日には1日単位で延滞金付きのおまけ付き。
フラット35に限らず変動金利であっても多少金利が高くとも、メインバンクで借りた方が得になる可能性すらあります。
なので私はメインバンクであるゆうちょ口座から引落しできる2社に絞りました。
この2社は引き落とし口座を選べるので結構幅広い人に合うでしょう。
では、口座引落をする前提としてその2社を比較したら何がおすすめなのか?
具体的に見てみましょう。
楽天銀行のオススメポイントは【手数料】

楽天銀行は最初の手数料が低い分類なのでそこがメリット。
逆にARUHIは普通の銀行並みに高い水準です。
この2社の借入手数料を比較すると
- 楽天銀行口座を引落し・・・【借入額の1.1%】
- 楽天銀行以外の引落し・・・【借入額の1.43%】
- ARUHI ・・・【借入額の2.2%】
具体的な金額で見てみると3000万円のローンを組む仮定なら
- 楽天銀行口座を引落し・・・【33万円】
- 楽天銀行以外の引落し・・・【42.9万円】
- ARUHI ・・・【66万円】
と、同じゆうちょ口座から引落しをしたとしても手数料で約23万もの金額差が発生しています。
なお、一番手数料が安い楽天銀行口座指定にするポイントが増えるメリットも付いてきますが、メインバンクからの送金が発生するので注意が必要です。
このように手数料は借入額に比例するため、楽天銀行は借りる額が大きい人ほどメリットを感じられます。
頭金1割以上なら金利の低いARUHIがおすすめ

頭金が1割以上出せる場合は金利が楽天銀行より低くできる【ARUHIスーパーフラット】が絶対的におすすめ。
条件として
- フラット35適合住宅である
- 頭金を1割以上出せる
と少し頭金のハードルは高いですが・・・クリアできればかなりの恩恵が。
例えばARUHIのスーパーフラット9(頭金1割出資)なら、1.22%(2020.01時点金利)
これは普通のフラット35より0.05%安いという驚き。
フラット35Sの特徴でもある優遇期間の金利ももれなく0.05%ダウン!
たった0.05%・・・・?
いやいや侮るなかれ!!!
仮に3000万を35年で借りた場合、現時点の金利で考えると返済総額が300,971円の差になります。
逆に頭金が1割以下の場合だと楽天もARUHIも金利は変わらず1.53%なので手数料を考えれば楽天に軍配。
頭金を2割以上出すと金利がさらに下がる

1割と言わず2割、3割と出せる余力があるならさらにお得になるのもARUHIの特徴。
ARUHIのスーパーフラットでは頭金を1割増やすごとに金利が0.05%下がります。
最大で4割まで設定があり、もしも4割の頭金を出すと・・・1.07%が35年続くという驚きの設定。
フラット35S適合なら最初10年は驚異の0.82%(以後1.07%)という金利。
しかも頭金を多く出すと事務手数料も下がるメリットもある為、総額でみるとかなり変わってきます。
そのためARUHIは頭金を多く出せる人ほど魅力的な仕組みとなっています。
フラット35Sで総額計算シミュレーションしてみた

実際にフラット35S適合住宅の返済をゆうちょ銀行がメインバンクとして計算してみます。
レギュレーション
- 総額 3000万
- 頭金 300万
- ゆうちょ銀行がメインバンク
と、した場合の返済計算は以下の通り
手数料率 | 手数料額 | 金利 (初期10年) | 以後 | 返済総額 | 総合計 | |
【楽天銀行】 ゆうちょから 送金 | 1.10% | 297,000 | 1.02% | 1.27% | 36,749,764 | 37,046,764 |
【楽天銀行】 ゆうちょから 口座引落 | 1.43% | 386,100 | 1.02% | 1.27% | 36,749,764 | 37,135,864 |
【ARUHI】 ゆうちょから 口座引落 | 2.20% | 594,000 | 0.97% | 1.22% | 36,450,931 | 37,044,931 |
そう。頭金1割出してフラット35Sの適合住宅なら金額だけで言うと楽天銀行をわざわざ作るより安いんです。
しかも楽天銀行口座指定の場合はメインバンクからの引き落としではないので、手数料が追加になります。(ゆうちょ銀行からの自動送金なら323,400円)
こうなってくると楽天銀行口座に指定してポイントを貰っても損得で言うと結構キワドイところ。
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楽天銀行 VS ARUHIのまとめ

ザーッと説明しましたが簡単にまとめると
- 毎月手動でゆうちょからネット上で移動するなら楽天銀行が得(ポイント分)
- ARUHIならゆうちょ口座からそのまま引き落としできるので手軽
- 頭金1割以下なら楽天銀行に軍配
- 頭金1割以上ならARUHIに軍配
- ただしARUHIはフラット35適合でないと使えない
私の状況を箇条書きにすると
- フラット35S適合
- 頭金1割以上出せる
- ゆうちょがメインバンク
と、ARUHIをお得に使える条件が揃っていたので、最初の手数料が高くともARUHIにしました。
メインバンク以外から住宅ローンを借りる場合は【毎月の手数料】もしっかり計算してから決めましょう!
今回は【楽天銀行 VS ARUHI】住宅ローンおすすめは?【フラット35S】についてまとめてみました!

