評価：4
- 望遠レンズって旅行でも手軽に使えるの？
- 正直使う機会があるか分からない
- 実際どんな写真撮れるか知りたいな・・・
以前1本2万円以下で買えるミラーレンズKF-M400SENIIをレビューしましたが、今回は実践編。
試し撮りではなく、街歩きのスナップで使ってみました。
と言うことで、もっと早く買えば良かったと思ってる近所です(´･ω･｀)
望遠レンズってなんていうか・・・
- 使うハードルが高い気がする
- 重いし高いしそこまで必要性を感じない
と、あったら楽しいんだろうけど使う機会がそこまでなさそうという事もあって、買うか買わないかの判断が難しいレンズですよね？
私も望遠ミラーレンズを買うまでそう感じていましたが、実際購入し使うとその魅力に虜です！
この記事の目次
400mm望遠ミラーレンズとは？
KF-M400SENIIのミラーレンズとは文字通りレンズの中に鏡が使われているレンズ。
ぶっちゃけマイナーレンズですね。
特に今回紹介しているKF-M400SENIIは中々にマニアック。
撮影時の扱いにも撮れる写真にも癖がありますが、普通の光学レンズに比べ安価、サイズの割には高い望遠性があります。
特徴としては
- マニュアルフォーカス
- 400mmという望遠性ながら約500gと軽量
- 絞り値はF8固定
- 1:1.25倍と「なんちゃってマクロ撮影」も可能
- リングボケと言う独特なボケが出る
- 主要カメラメーカー全てに対応
ただでさえ高い望遠レンズが2万円以下で買えてしまうという超魅力的レンズ。
AF対応のレンズを買う前や、望遠レンズは高すぎて手が出せなかったって方にはめちゃくちゃおすすめ。
今回はそんなKF-M400SENIIをα6500につけて街歩き散策中に使ってみた作例紹介となります！
街歩きなので三脚は一切なしのオール手持ち撮影の作例なので結構参考にしてもらえるのではないでしょうか？
ケンコー400ｍｍ望遠レンズで旅行スナップ作例！
KF-M400SENIIを旅行で使うにあたって注意ですがマニュアルフォーカスなので瞬時にピント合わせができないんです。
それって旅行じゃ致命的ちゃうん？
歩きながら気に入った構図が見えたからオート設定でパパっと撮る。
こんな使い方は確かにできません。
一度立ち止まってじっくりカメラを構える余裕が必要にはなります。
ですが、その分普通のレンズでは中々撮れない迫力ある写真が作れます。
ロケ地：鞆の浦
撮れる範囲が狭く限られているので、ポスターのようなグッと惹きつける写り具合。
手軽な手持ちレンズとは異なる画角なので普段とは違う写真が撮れます。
そしてミラーレンズの特徴を味わえるリングボケが後ろのお店の看板に見られます。
もう少し保命酒の看板が近ければ、背景が強いリングボケになったかな・・・・？
ちなみにこの写真結構近くで撮ってるように見えますが実際は看板から7～8Mぐらい離れてます。
400ｍｍの望遠ながらマクロ撮影風もできる
続いてKF-M400SENIIの特徴で挙げた「なんちゃってマクロ」
簡単に言うと KF-M400SENIIを使えば【普通のレンズとマクロレンズの間ぐらいの写真】が撮れます。
歩いてた時に見つけた花をパチリ。
こぶし大のバラの花ですが、画面いっぱいにマクロっぽい写真になってます。
なんか・・・・ちょっとピンボケしてない？
しーっ！
※手振れがかなり発生するので三脚無しだとかなり大変です。
写り自体は本物のマクロレンズには負けますが望遠もマクロも楽しめると思えば、オイシイレンズではないでしょうか？
動物も普通からマクロまで幅広く撮影できる
KF-M400SENIIを使えば動物も激しい動きをしなければ捉えられます。
走り回る猫や犬を撮るのはさすがにできませんが、ピントさえ一度合わせてしまえば割と撮影できました。
お店(と思われる)の先で寝てた猫をあまり動かないのをいいことに、距離を変えてバシバシ撮ってました。
可愛すぎてタマラン!!
この首の角度・・・寝違え一直線やな・・・
近づいた時に物音やシャッター音で逃げたり起こしたりしてしまいそうなシチュエーションでも望遠レンズならこの通り。
やろうと思えば鳥とかも撮れる(ハズ)でしょう。
400ｍｍ F8の絞り値でも月なら鮮明に撮影できる
KF-M400SENIIは絞り値がF8とやや暗い値なので不安だった夜撮影。
結論から言うと月ぐらい明るい被写体なら夜でも三脚なしで撮れます。
どうでしょう。しっかり月の表面の柄(？)も撮れてます。
特別な場所ではなく家のベランダから普通に撮りました。
ちなみに三脚があった方が手振れもなく撮れるので確実性は高い。
なお、望遠レンズで天体(星)撮影をすることはあんまりないと思うので割愛。
星空って・・・どっちかっていうと広角で空以外の被写体も入れたいですからね。
星空の撮り方が気になる方はこの記事をどうぞ
400ｍｍ望遠レンズの作例まとめ
KF-M400SENIIは【絞り値がF8で暗いんじゃ・・・】とか【望遠レンズだと三脚必須なんじゃ・・・】とか気になる点があって迷ってましたが、買って使ってみてここまで便利とは・・・。
望遠レンズながらも手軽に持ち運べるというミラーレンズならではのメリットが存分に感じられました！
2万円で買えるレンズとしてはこれ以上ないぐらいのハイパフォーマンスだと感じてます。
野球観戦でズームレンズ＋電子ズームとかやってましたけど、これ1本で充分対応できそう。
望遠レンズな～～～
欲しいけどな～～～
使うかわからんのに２万円か～～～
と、うだうだ悩んでた期間がホント無駄だった。
今回は私がα6500ユーザーなのでα6500での撮影でしたが、KF-M400SENIIは有名メーカーは網羅している(マウント付きで送られてくる)ので、皆さん楽しめる1本。
- 望遠レンズ欲しいけど高いな・・・
- 安くて使えるレンズ欲しいな・・・
そう考えている方はぜひ試してほしい1本です！
以上！α6500×ケンコー400mm F8望遠ミラーレンズでスナップ作例！でした！
普通のレンズやズームレンズとの比較もしているこのレンズ自体のレビュー記事はコチラから
はじめまして、ようと申します。
今回記事のレンズを使っていて、α6500の手振れ補正があれば手振れ対策できるかなっと思ったのですが、内臓手振れ補正はどのくらい効果あるのでしょうか?
初めまして！コメントありがとうございます！
個人的な感想は正直なところあまり期待出来ないかなと思います。
記事に書いてるような、明るい所でしっかり撮影出来るのであれば三脚無しでもある程度いけますが…あれも何枚か撮ったうちの写真なので…(笑)
なるほど。
6500を検討していたので、そこまで期待できないなら、三脚で使った方が良さそうですね。
回答ありがとうございました。
そうですね～。
私も使い比べた訳ではないので有り無しでどこまで変わるか？は未知数ですが、三脚を使う方が間違いないですね！