- 年収300万円で注文住宅っていける?
- 住宅メーカーって会社が違うと何がどう違う?
- 選び方とか実体験を教えて欲しい!
この記事を見て下さったと言うことは、注文住宅をお考えでしょうか?
一般庶民にはデカすぎる金額の買い物で中々悩ましいですよね。
と言うことで、金額がデカすぎてマヒしてきた近所です(´・ω・`)
注文住宅って周りに相談できる相手もそうそう居ないので何が正解かがよくわかりません。
そこで今回は、私の体験談と経験を基にした選び方をまとめてみました!
◆土地探し編はこちら◆
私の経験を基にした記事のため地域等により若干の違いもあり得ます。
住宅メーカーの選び方は?
結論【スーモカウンターへGO】【一括見積もりを利用】
私の経験から言うと、住宅に関する知識がない状態で一個一個展示場回って行くのは時間の無駄でした。
ハウスメーカーさんの中でも
- 高いけど超大手で安心な会社
- 設備に力を入れている会社
- デザインが得意な会社
- 狭小住宅が得意な会社
- とにかく安くしてくれる会社
- 地元密着で価格を抑えた会社
などなど、幅広い得意分野があります。
デザインはこだわらないから設備を整えたいのにデザインが得意な会社を見に行ってもしょうがないですよね?
でも展示場のモデルハウスを外から見ただけでは設備とか全然わかりません。
かと言って中に入ると
いらっしゃいませ!ご案内いたしますね!!
と、営業マンの説明が入り、1時間ぐらいは軽くかかります。
じゃあ【○○ホームは何が得意か?】をどうやって知るかと言うと、スーモカウンターとかネットで一括見積を使うこと。
こちらが希望することを伝えるとそれに沿うメーカーさんが複数紹介されます。
紹介されたメーカーさんの展示場に行って詳しく話を聞く・・・
これが効率的です。
私は2つメーカーさんを回ったところでスーモカウンターに行きまして、その事実を味わいました。
だって・・・回った二つどっちも私の年収では、とてもじゃないけど手が出ないメーカーさんでしたから。
ちなみに行ったところは・・・
- 全国展開で名前の知れた超大手=めちゃ高い
- 地元密着×デザインが得意=ややお高め会社
近くにスーモカウンターがない場合はネットで一括見積もりをどうぞ。
ネットのタウンライフで一括見積住宅メーカーは営業マンで決まる
いやいや・・・・営業マンで決まるなら何のためのスーモカウンターとか一括見積やねん・・・・
と、思うところですがこれも実体験しました。
スーモカウンターから紹介→展示場や打ち合わせを進めていましたが、そのうちの一つの営業マンがヒドイ。
- ノギス(※)を知らない
- 展示場の網戸の使い方が分からない
- FPの方のセミナーを使いまわした説明しかできない
- 質問しても納得のいく返答がない・・・etc
※ノギスとは・・・木材などを精密に測る機器。住宅メーカーなら必須。
ノギスを知らない
モデルルームの網戸の開け方知らない
自分の言葉で住宅ローン説明出来ない
マルチディスプレイの使い方知らないと言う住宅営業マンにお断りを入れました。
文字にするとヤバすぎる人材に当たったわコレ
— 【ちかどころ】@家ブログ×アクアリウム (@kinjyo35) September 20, 2019
※スレッド式にエピソード載せてます。
営業マンを変えてもらうこともできますが、正直よっぽどその会社で建てたい!!!と思ってない限り候補からは外れますよね。
また、次に説明をしますが注文住宅の場合は家のプランニングの前に土地探しです。
この土地価格も実は住宅メーカーの営業マンで同じ造成地であっても値段が変わることも。
実際私が坪単価5,000円安く買えました。
詳しいことは土地編でどうぞ
注文住宅の第一段階は土地探し
え?先にどんな家建てたいか考えてから土地探しじゃ・・・ダメ?
それは・・・際限なくなるよ?
注文住宅をやって分かったんですが、【土地に合わせて家を建てる】が主流の考え方。
なぜなら土地の環境って千差万別あって、南がどちらなのか?道路はどこに面しているか?隣の建物は何か?で間取りや形が大きく変わります。
これ以外にも【同じ40坪でも真四角の40坪と長方形の40坪】では間取りが全く変わります。
細かく言えば建ぺい率も考えると、建ぺい率最大の80%だったとしても、40坪の家なら最低でも50坪の土地が必要になります。
土地に対する建物の敷地面積のこと。
家だけじゃなくてカーポートなど建ってるものも含まれる。
建ぺい率の制限値は30%~80%
なので先にこんな家を建てるんだ!って決めてしまうとそれに見合う土地を探さなくてはいけません。
住みたい地域・周辺環境・土地自体の広さ・土地価格・・・・その辺を考えると、ドンピシャの土地を探すのって大変ですよね。
何よりもよっぽどお金持ちでもない限り【予算】ってもんがあるはず。
予算3000万なのに土地で2000万も使うと家が建てられるか分かりませんよね?
なので土地→建物の順で考えて、【予算-土地価格=建物の予算】とするのが一般的です。
ローコスト住宅メーカーってどうなの?
土地は地域性があるからどうしようもないとして、建物を安くするぞ!
超ローコスト住宅や!!!!
そう。ローコスト住宅メーカーの中でも【超】がつくローコスト住宅メーカーもあります。
最低限の設備と間取りをプランニングすることで、打ち合わせの回数削減、必要資材の削減を行い超ローコストを実現。
建売住宅と注文住宅の良いとこどり!(と宣伝しています)
私の住んでいる地域だと【768万円~の注文住宅】なんて会社も。
めちゃええやん!お得やん!
本当に・・・そうでしょうか!?
結論から言うと【住むだけの家で良い】なら超ローコストで構いません。
が、私は【快適に便利に住みたい】が頭にあったので選びませんでした。
どう違うかと言うと早い話が標準設備が賃貸レベルなんですよね。
- 食器洗い乾燥機が付いていない
- 窓がLow-eガラス(※)ではない
- 扉は全部開き戸
- 建具や外装の選べる色も少ない
- 間取りが決められない
※Low-eガラスとは
ガラスの間に金属膜を貼って遮熱や断熱機能のある窓ガラス。
それなりのホームメーカーなら割と標準装備。
住む分にはなんら問題ないんですが【快適・便利】かと言われると疑問符。
快適設備はオプションなので別料金となりまして・・・食器洗い乾燥機をキッチンシンクにぶち込んだらそれだけで数十万。
あれもこれも・・・・としているうちに
あれ?普通の住宅メーカーさんと変わらなくね?
となります。
また耐震性や断熱・防音など、【快適】に関する設備説明もホームページで一切出てこなかったのも候補にしなかった理由の一つ。
年収300万円台でもローンは組める?
そもそも大事なところで住所ローンの問題ですが・・・組める・組めないで聞かれたら組めます。
実際に年収330万円の私の場合はこんなシミュレーションとなりました。
お?イケるやん!と思いましたか?
全然足りなくね?と思いましたか?
私のように田舎なら土地+建物をフルローンでもイケそうですが、都会なら土地だけで消えてしまいかねませんね。
注意としては車のローンなど他の月賦があるとその分借入上限が減ります。
もし車のローンで100万残ってたらフラット35では上限2770万円となります。
ちなみに一人の年収では足りそうにない場合は配偶者の年収も足して世帯年収として申請可能です。
二人とも年収300万円なら足して600万円としてローン審査を受けれるって仕組み。
もちろん配偶者に何かあると途端に家計がヤバいことにもなりますが。
借り過ぎには要注意
【借りられる】のと【返せる】は別問題です。
限度いっぱいまで借りると返済がめちゃんこ大変なので気を付けましょう。
という事で先ほどの条件(年収330万、他の借り入れが無い、35年ローン)でフラット35をMAXまで借りると月々の返済はどうなるか・・・
毎月82,495円・・・・。
借り入れが2870万に対し、返済総額は3467万となります。
年収330万の場合もらえる給料はボーナス無しとしても額面27.5万。
手取りにしてざっと月22万というところでしょうか。
生活費はもちろんのこと、固定資産税や修繕費の積み立て等々・・・・を返済した残りである月13万ちょいでやってかないといけません。
一応ボーナス払いをすれば月々の支払いが楽にはなりますが、以前勤めていた会社が不振でボーナスがゴリゴリ減らされた経験をしている私としてはそれが怖すぎる・・・。
と言うか、そうでなくても無理な気しかしないので返済は【ボーナス払い無しで月7.5万以下】を上限にしています。
\ 詳しくはこちら /
ちなみに住宅ローンは営業マンから仲介されるかもしれませんが、自分で探す方が金利も安く済むことも。
特にネット銀行は金利が低めになっていて、振り込みもネット上で出来るので私も候補になってます。
※要ネットスキル
色々検討しましたが楽天銀行とか良いかな?と思ってます。
メリット
- 団信入れても金利変わらない
- ネット上で郵貯→楽天へ無料で移せる
- 楽天ポイントも付く
- 保証料無料
デメリット
- 実店舗・専用ATMがない
- 事務手数料が都市銀行より高い
こちらも住宅メーカーの見積もりと同じく、ネット銀行から都市銀行まで一括仮審査ができるサービスもあります。
ただし!
- 多くの銀行に個人情報が行く
- 元利均等返済しか選択できない
- 賛同している銀行しか仮審査できない(楽天銀行は無かった)
と言うデメリットも持ち合わせているのを重々承知の上で行いましょう。
住宅ローン一括仮審査はこちら
一生でそう何度も起こる買い物ではありませんからね・・・焦らずじっくり考えて行動していきましょう!
ネットのタウンライフで一括見積 住宅ローン一括仮審査のお試しはこちら
以上、年収300万円台でも注文住宅!理想のマイホーム~住宅メーカー探し編~でした!