- 火災保険は金額や保証範囲はどれぐらい必要?
- 何をどう選べばいいか聞きたい・・・
- 人によって金額が全然違うのはなんで?
一戸建てを買ったら必ずと言っても良いぐらいついて回るのが【火災保険】
「保険」と聞くだけで吐き気がしそうになっていませんか?
と言う事で、火災+地震保険は約20万になりました近所です(´・ω・`)
ハウスメーカーさんから保険の見積もりとかもらうと思いますが、本当にその内容で大丈夫なのか・・・?
今回は火災保険を深掘り!我が家の保険内容を見ながら何故その内容にしたのか?をお伝えしたいと思います!
この記事の目次
火災・地震・水災保険は必要?不要?
内容を見ていく前に大前提として【火災保険が必要かどうか?】と言うと、現金一括で買わない限り必須と言っても過言ではない。
その理由が住宅ローンですがご存知の通りローンを借りるには住んでいる家が担保となります。
あっちゃいけないですが万が一火事が起きた時にローンだけが残る・・・なんてのは住人はもちろんローン会社も望んでません。
※家も家財も無くなるのでローン自体を払えなくなる可能性が高い為
そのため火事が起きてもちゃんとお金が出るように火災保険は住宅ローンに必須となっていることがほとんどです。
しかし近年は火事以外でも災害が非常に多いですよね。
大地震や豪雨・台風等々・・・日本全体で何も自然災害が起きなかった年は無いと言ってもいいんじゃないでしょうか。
そのため、火災保険と同時に地震や水災にどこまで対応すべきか?をしっかり考えておきましょう。
年々値上がり&期間短縮傾向なのでどうせ入るなら数年で様子見するのではなく、最長で契約するのが良いとされています。
我が家の火災・地震・水災保険の金額・内容は?
まず最初に我が家の保険をまとめると・・・
- 火災保険(2000万) 12万3850円
- 家財(300万) 3万1370円
- 盗難・汚損・水災・風災全て込み
- 水災保険(10年) 1万9810円
- 地震保険(5年) 3万5280円
で、総額21万310円!(東京海上日動火災保険)
また金額には築浅・耐火構造(省令準耐火)・団体の割引が効いています。
この割引達の中では耐火構造が特に割引率に影響を及ぼすようです。
省令準耐火構造の建物にすると建物に掛ける火災保険や地震保険がおよそ半額から6割引き程度の保険料で加入できるようになります。
引用:フリーダムな暮らし
この辺の構造体や耐火性で火災保険の金額が大きく異なります。
我が家の保険の考え方としては【万が一起きた時のことなんだから安心を買おう】です。
予算を大幅に超えてれば考え直しましたが、最初の見積もりとほぼ一緒だったので下手に削ってモヤモヤするよりは良いというスタンス。
では・・・細かくどんな保険内容か見ていきましょう!
火災保険は火以外の災害にも対応!
火災保険は大きく分けると「建物」と「家財」になります。
- 室内の動かせない物(家本体・ビルトイン食洗機など)は建物
- 室内の動かせる物(テレビ・冷蔵庫など)は家財
と言う分類です。
保険としてかける金額が高いほど保険料も上がります。
ただ、建物に関しては下手に下げると火災が起きた時に修繕費用が足りなくなりますので、個人的にはあまり弄らない方が良いと思います。
家財に関しては
- 東京海上の保険が時価計算である
- あまり高価な家具家電がない
と言う理由から300万でも充分と判断。
火災の他にオプションとして盗難・汚損・水災・風災などが付けられます。
それぞれ付けるかどうかは自由ですが・・・・家にダメージが入る原因は台風や大雨など色々ありますので付けておくと安心ですね。
ちなみに高級品(ジュエリーとか高級腕時計とか)は上限金額が決まっているパターンが多いので、基本的には生活必需品に関係する保険と考えておきましょう。
特に注目は家財の破損・汚損。
実はこれ【子どもが家の中でボール投げてテレビを割った】とかでも使えます。
凄く魅力的・・・にも見えますが、火災保険の対象物については結構細かく分かれています。
例えば車は対象外(車側の保険で対応)になりますので何が保険対象で、何が対象外なのかは事前に確認しておきましょう。
火災保険を安くしたいのであればこの+αの部分を減らせば契約時の金額も下げられます。
例えば汚損・破損は自業自得でしょ!!と考えるのであれば入れなくていいでしょう。
が・・・この火災保険で気を付けるべき点は【地震】には対応していないこと。
簡単に言えば地震で壊れても、地震が起因となった火事でも支払いは0円・・・
地震保険は地域により金額が最大3.5倍!
地震は専用の地震保険があり、火災保険に付帯する形で付けられます。
後から欲しい!と思っても難しいので注意。
先ほど例にした地震起因の火事や津波などにも対応した保険。
地震大国の日本だから付けない理由はない!・・・・と思いきや、加入率は意外と低い。
また支払限度額が火災保険の半分となっています。
なぜ満額ではないのか?とググってみたら
しかし万一地震が起こったとき、それに伴う被害の補償は、保険会社単独で
カバーできる規模ではないため、国の地震再保険特別会計より再保険費用の
一定割合を充当する形で日本の地震保険制度は維持されています。
そして地震保険は住んでいる地域と造り(木造かどうか)に応じて金額が大きく変わるので、あらかじめチェックしておきましょう!
同じ地域であっても木造か?鉄骨か?でも金額は変わります。
千葉・東京・神奈川・静岡が一番保険料が高くて最安値地域の3.5倍!!
この辺りが要因で地震保険をかけるぐらいならお金を貯めておく・・・と言う選択をする人も少なくない。
我が家は最安値地域の木造なので5年分でも総額3.5万程(1カ月換算で500円)。
制振材まで入れてるから倒壊とかは大丈夫と思うけど、揺れて倒れてテレビが再起不能とかもあり得ます。(制振なので揺れも軽減するんですけどね)
また、
- 隣の家が地震で出火してそれが我が家に飛び火
- 山の上から想定外の土砂流入があった
などのパターンもあり得ます。
1カ月換算で500円なら・・・と入っときました。
倒壊や損壊の恐れもないぐらい強固な家や、地震関係の心配が少ない地域だと思い切って無しにするにも手ですね。
なお、金額に関してもっと言うと2021年でも値上げ(一部値下げ)が発表されています。
※pdfです
特定設備水災補償は必要?水災保険との違いは?
水災保険は元々火災保険のオプションとしてつけられ火災保険と同じ10年有効です。
が・・・この水災保険は支払いされるのはかなりハードルが高く「床上浸水」や「地面から45㎝浸水」等でないと支払われません。
最近ゲリラ豪雨とかが多く、家本体が無事でも屋外にある室外機や給湯器に水が入ったりして使えなくなる・・・と言う可能性は捨てきれませんし本体も結構なお値段がします。
そんな【室外機・給湯器などを目的とした保険】が特定設備水災補償です。
この特定水災に入っておくと水害の損害程度に関わらず被害が出れば補償してくれます。
つまり、大雨が給湯器を壊した場合でもお金が支払われます。
例え水没してなくても支払われるので、もし蓄電池など高額設備がある場合はぜひかけておきたい保険。
最近ゲリラ豪雨などが多いのでこちらも念のためで付けておきました。
火災+地震保険まとめ!
正直な話・・・保険関係は他人と比較してもあまり参考になりません。
どんな家を建てたのか、持っている家具家電、持っている貯金額、住んでいる地域等々で保険内容や金額が変わってきます。
同じ間取りだとしても
- 本体の価格で火災保険が
- 構造体や耐火性で割引率が
- 地震リスクで地震保険の金額が
それぞれ変化します。
私は自分で言うのも何ですがハザードマップなどを考慮するとやりすぎだと思うぐらいの手厚い内容です。
新築でもありますし、幸いな事にさほど保険料も高くなかったので厚めにしておきました。
途中でも書いた通り、我が家の保険の考え方は【万が一起きた時のことなんだから安心を買おう】です。
営業マンや保険会社が出してきたから・・・ではなく納得して契約するようにしましょう!
以上、よく分からない!難しい火災保険の選び方をブログ主の例で説明!でした!