- 建てる家の間取りが実際に見れたらいいのに・・・
- 貰った間取りだとイメージしにくい!!
- 他の家の間取りの情報収集がしたい
注文住宅の間取りってすごーーーーく悩みますよね。
これから先何十年も同じ間取りで過ごすからこそ
本当にこれでいいのか?
他の人がどんな間取りにしたのか?
自分の思っているイメージ通りの家が作れてる?
と色々考えてしまいます。
と言うか私もこの3Dパースを見てみたいと思ったきっかけが、自分の想像していた窓の大きさと実際の大きさが違い過ぎたから・・・・。
※一応そこまで大きな問題ではないですが・・・。
こんな感じで頭の中ではこう思っているけど、実際にイメージ図を見るとアレ?ってなりたくないですよね。
そこで!今回は間取りを3Dパース(立体図)に無料で出来ちゃう【マイホームクラウド】を紹介します!
この記事の目次
住宅メーカーの間取り図は平面
私が間取り依頼したハウスメーカーで1社だけ3Dパース(イメージ画像)を用意してくれましたが他は全部2D(平面図)です。
平面なのが当たり前で3Dイメージなんて見たことないな・・・って施工主も多いと思います。
しかし、実際に間取りを細かく変更してそれに近い建売を見に行って分かった。
数字や文字でイメージする間取りと、実際の物は結構違うって事が・・・・・。
そこで
3Dで間取りが作れる方法無いかな~~~(できれば無料で)
と思ってたところ
【マイホームクラウド】なるサービスを見つけました!
先に総合評価を付けると
手軽さ | |
---|---|
精密さ | |
おすすめ度 | |
価格 | 無料 |
登録に必要な物 | メールアドレス |
使ってみて色や建具をはじめ、若干精密さには欠けるものの【間取りの確認】にはおすすめサービスです!
マイホームクラウドはこんな人におすすめ!!
- 既に大まかな間取りが決まっておりイメージを明確にしたい人
- 間取りの微調整でどうなるか見てみたい人
- 他の人がどんな家なのかじっくり見渡したい人
- ぶっ飛んだ間取りや形の家ではない人
- 造作やオーダーメイドが少ない人
出来ない事の注意点としてこのサービスは縦・横・斜めは可能ですが、円形は作れません。
中々レアなパターンだと思いますが、もしも円形の部屋や敷地を考えている方はご注意ください。
では、このサービスで何が出来るかと言うと
- 土地から図面を引ける
- 平面図を細かく書ける(最小で114mm単位)
- その平面図を3Dパースにできる
- そのパースの中や外を歩き回れる
- 家具も実際における
- カーテンやドア・床の色もある程度変えれる
- 外構もある程度作れる
- 他人の家の間取りも同様に歩き回れて編集も出来る
こんだけ出来て気になるお値段は・・・・・・無料!!!
マイホームクラウドの魅力は【3Dパース(立体図)】
何と言っても3Dパース(立体図)が作れるのはめっちゃ大きい魅力です!
適当に大きさを決めるのではなく最短で114mm単位で細かく図面を引けるので、実際の大きさに近い間取りの3Dパースを簡単に作成できる優れモノ。
しかもこれ・・・外観だけじゃなくて内観もばっちり3D化!!
何と家の中を歩き回れてドアの開け閉めも近づくと自動で行われます。
ダンジョンマップ的なのも出てくるので他の人の間取りでも迷う心配がありません。
平面では中々イメージの掴みにくい部分である
- 部屋の大まかな広さはイメージ通り?
- 実際に生活するとしてトイレや洗面所まで弊害はない?
- 家事導線は使いやすい?
- 家具を置いたらどうなる?
- 扉を開けたら何が目に入る?
これらをじっくり確認できます。
洗濯物を1階で干すか?2階に干すか?実際に2階にあげるのって遠くない?
これもパースの中と言えど一度歩いてみると良いでしょう!
他の人が作った間取りも思う存分見られる
これもクラウド型の特徴でしょうか。
他の人が作った間取りを歩くのはもちろん、それを基に作り替えもできちゃいます。
他の人の間取りに自分のこだわりを入れたミックススタイルを作れます。
- 平屋・二階建て・三階建て
- 部屋の数
- 家自体の面積
細かく条件を絞って探せますので、自分の家の条件に近い物を探して参考にしてみましょう!
こうやって見ると間取りも十人十色ですごく面白い!
ただ、この間取りには土地が反映されていませんので庭の広さとかは不明です。
マイホームクラウドは部屋を丸ごと動かせ微調整も可能
間取りを決めているとき
うーーーん。トイレはこっちがいいのか?それともあっちか?
とA案・B案で迷う・・・って事があります。
そんなときもマイホームクラウドは便利。
なんと部屋を丸ごとそのままの形で動かせます。
そのままの状態で方向転換などはできませんがサイズの調整は簡単なので、縦長を横長にするなどで対応できます。
間取りは別名で50個まで保存できるので
A案とB案どっちがいいかな・・・?
いや!待て!画期的なC案が下りてきた!!!
あ、ダメだ。やっぱり最初のA案が良い・・・・
と、いつでもあの頃に戻れます。
- 無料の間取り提案サービスを使って複数の間取りを入手
- 複数の間取りをマイホームクラウドでパース化
- どの間取りにするか熟考
なんて比較もできますね。
私はこのサービスを知らなかったのでわざわざ各部屋の大きさを測って紙に書いて試行錯誤してました。
書いたり消したりめちゃくちゃ煩わしかったのがこんな簡単に・・・・・
↓ 試行錯誤と言うか迷走の一つがトイレ ↓
マイホームクラウドはスマホでもOK
他のアプリではソフトウェアタイプも多く、導入したパソコン以外でチェックしたり手直しすることはできません。
しかし、マイホームクラウドは名前の通り【クラウド】にある為、ログインさえできればパソコンでもスマホでも使えます。
使える・・・と言うだけで実際に間取りを作りやすいかと言われると画面が小さすぎてめちゃくちゃ使いにくい。
実際の画面がこちら
見る分にはええけど間取り作りは情報量が満員御礼やな
見ての通りスマホでは編集しにくいので3Dパースを歩いてみるとか、営業マンに見せる時とかに使う方がよさげ。
逆にこれで間取りを作って説明すると非常に分かりやすいですね!
欠点は【精密さにやや欠ける】
マイホームクラウドは超精密には作れません・・・。
455mm、910mmなど住宅業界で基本的な大きさに線は引けますが、1030mmみたいな半端な数字は作れません。
完全注文住宅を考えている方は寸分たがわぬ大きさには作れないので若干のひずみが生じます。
また、最初の通り丸みを帯びたデザインも作れませんので丸い部屋を考えている方は要注意。
他にも
- 窓や内装の種類が少ない(掃き出し窓などが元々無い)
- キッチンカウンターやカップボードもない
- エアコンも取り付けイメージできない
- 壁・設備の色・デザインがベーシックな物しか無い
- 造作には対応していない
- 収納棚やバーの設定はない
- 部屋ごとに壁の色や扉の色の設定もできない
- 周辺の状況は再現できない
と言った弊害があります。
早い話が重点を置いているのはあくまでも【間取りの確認】
家具設置や色確認に重きを置いていないので参考程度に・・・と言う感じ。
欲を言えば色パレットから選びたかったけど無料と考えたら神サービスよ
そのため
- 全部屋の扉が全く同じ物
- 窓の大きさが割と適当になる
- 建具の色合わせが出来ない
- 家具の色合わせも出来ない
- 収納スペースがただの空間
- 実際は隣に家があるが再現できない
と言う状態になります。
うぬぬ・・・木製の浴室扉は流石にまずかろう・・・
もちろんアクセントクロスなども対応していないので色味・建具のチェックには正直使いづらいのが本音。
壁の色を変えると風呂もトイレも全部変わりますし、1階と2階のカーテンも全部一緒の色に。
あくまでも【間取りのイメージをつかむサービス】として割り切って下さい。
最大の欠点は【実際に建築できるかは別問題】
理想形の間取りを作っても実際に建てられるかどうかは別。
と言うのもこのサービスに建築基準法なんて概念は存在していません。
何も知らず
ぼくがかんがえた さいきょうの まどり!!!
を作っても本当に出来るかどうかはこのサービスでは分かりません。
どこまでのぶっ飛んだことが出来るか色々やってみましたが
独房のような部屋(洋室と玄関のみ)や、一部に屋根のない家なんかもできてしまいました。
エラーになる条件は【間取りとして成立していない場合】
- 部屋が繋がっていない
- 扉が無くて入れない部屋がある
- 家の外に謎の壁がある
など。
屋根がないとか基本的な物は素人でも分かりますが、耐震に必要な柱が通ってないとかで思いついた間取りが全くダメという事も。
※実際紙に書いて自信満々で営業マンにお願いしたら建築基準法の関係でダメでした
物足りないならおすすめは【マイホームデザイナー(有料)】
正直な所で言うとマイホームクラウドは【無料としては文句なしだが家づくりにこだわる人は物足りない】と言う絶妙なバランス。
他にも無料で間取りを作ったり3Dにしてくれるサービスもありまして・・・私も色々試しましたがマイホームクラウドが無料の中では一番使いやすかった。
私の経験から言っても【マイホームクラウドで物足りない場合は素直に有料ソフトを買った方がいい】。
何がおすすめかと言うと家系ブログを盛り上げる会のメンバー(@mhmkmml)も買っている「マイホームデザイナー」がおすすめです。
掃き出し窓から見える不審者像 #マイホームデザイナー pic.twitter.com/o9IctBuFu2
— めけめけ@シミュレーションの女王 (@mhmkmml) February 3, 2020
マイホームデザイナー12の方が約1万円、マイホームデザイナー13が約1.6万円となってます(20.02.06時点のAmazon価格)
細かな色合わせとか設備も選べ(作れ?)たり、怪しい人影を置いたりできるようなので、こだわりたい人はぜひこちらを。
わかってたけどお隣さんの居室とうちのダイニングの窓がおこんにちわしてるーーー同時に換気し合ったら、あ、ども。。みたいな空気になるーーー(お隣は2階リビング) #マイホームデザイナー pic.twitter.com/qATGr0q6Ho
— めけめけ@シミュレーションの女王 (@mhmkmml) February 1, 2020
※私はこのソフトは持ってませんのでご紹介だけにさせて下さい
とりあえずこのマイホームクラウドで間取りをやってみてもっと深く知りたい!作りたい!となればマイホームデザイナーを買うと言うのもいいのでしょうか?
色々家に関して書いてるのに買わんの?
買ったら翌日仕事だろうが朝までやり続ける気がするから・・・・
自分を良く分かってらっしゃる
※シミュレーション系のsimcity4、プリズンアーキテクトで前科あり
以上、3Dパースを無料で作れる間取り作成サービス【マイホームクラウド】レビュー!でした!