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注文住宅で収納の広さの一般的な割合は?我が家の収納スペースを実例紹介!

収納スペースアイキャッチ

  • 一般的に収納スペースはどれぐらい必要?
  • 貰った間取りでは少なくないか心配
  • 他の人はどんな感じで作ってるのかな?

悩ましき注文住宅の間取り・・・意外と忘れがちなのが「収納スペース」

生活スペースが最重要!!!収納スペースは余ったところに付けとけばいい!!

なんて考えてませんか?

意外と大事な収納スペースは適当に作ると後々苦労しかねませんぞ!!

と言うわけでめっちゃ収納スペースを取った近所です(´・ω・`)

収納スペースの無かった実家の自室や賃貸を経て「収納スペースの大切さ」が身に染みてわかりました。

そのため、新居ではしっかりと収納スペースを確保!

  1. 一般的に適切な収納スペースはどのぐらいか?
  2. 私がどのような配置をしたのか?
  3. 何故収納スペースが大事なのか?

それをこの記事ではまとめていきたいと思います!!


適正な収納スペースは延床面積の8~13%

間取り図

収納スペースの大きさの適正は、延床面積に対して

  • マンションなら8%~10%
  • 一戸建てなら13%

と言われます。

具体例を出すと延床面積100平米(約30坪 約55畳)なら・・・

  • マンション=8平米(約2.42坪 約4.4畳)
  • 一戸建て =13平米(約3.93坪 約7.12畳)

が適正の面積になりますね。

ちなみに記事内の収納スペースは【180㎝以上の空間がある場所】が対象となっていますので、吊り下げ収納とか階段下収納は含みません。

さて・・・この数字を見てどう感じましたか?

30坪で7畳と言うと洋室一部屋分ぐらいは収納スペースに割かなければいけません。
思っている以上にスペースいるんだなぁ・・・と感じませんでしたか?

なので「余ったところに収納スペースを・・・」と考えていると

思いの外収納が少ない!!

物がすぐ取り出せない片付けられないでめっちゃ不便!!

って事態になりかねません。

じゃあ・・・肝心のブログ主は一体どれぐらいの収納スペースを取ったの?と自分でも気になりました。
はい!割としっかり目に計算してみましたよ!

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私の注文住宅の収納スペースは約15.94平米(8.74畳)

クローゼットイメージ

私の注文住宅は延床面積約30坪なので、先ほどの例がピッタリ当てはまります。

つまり7.12畳のスペースがあれば適正と言うわけですが・・・見出しの通り8.74畳分もあります。

では、どこにそれだけの収納スペースを取っているのか?

細かに洗い出し計算してみましょう!
※平米では計算しにくいので畳単位で計算します。

■1階収納
  • 小収納(0.45畳)×2
  • 極小収納(0.22畳)×2
  • 土間収納(1.8畳)
■2階収納
  • WIC(3畳)
  • 廊下小収納(0.4畳)
  • 子ども部屋収納(0.9畳)×2
  • 子ども部屋小収納(0.4畳)
■総収納スペース
  • 1階:3.14畳
  • 2階:5.6畳
  • 合計:約8.74畳(15.94平米 4.8坪)

延床面積に対して約15.8%にもなりますので充分すぎるぐらい確保しています。

ちなみに180㎝以下なので除外していますが階段下収納も0.5畳分ぐらい完備。

他にもカップボードやシンク下の収納などもあるので延床面積で考えれば割と収納スペースが多い家。

収納スペースをこれぐらい取ってくれ!と言ったわけではなく、使うであろう収納スペースを配置していったらこうなりました。

しかも・・・WIC、土間収納、階段下収納には色々便利なコンセント付き。

なぜ収納スペースにコンセントがあると便利なのか?などはコチラの記事で!

コンセントアイキャッチ
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なんか・・・細かい収納スペース多くない?

小収納とか極小収納って何入れるん?

分けるメリットって何さ・・・・

と思われませんでしたか?

これは私があえて小分けにして欲しいとお願いした結果です。

広い収納スペースは使い辛い

ごちゃごちゃ収納

細かく分けて配置した一つ目の理由は【1つの部屋で広々とした収納スペースを取っても使いにくい】という点。

例えば1部屋で6畳分スペース確保し収納たらどんな弊害があるか・・・?

  • 奥の物が見えず取り出しにくくなる
  • 通路が必要で無駄スペースが出る
  • 壁際の使い方が限られる
  • 使う場所が遠くなるものが出てくる

など・・・色々使いにくくなります。

これは賃貸住まいの人は味わっている人も多いんじゃないでしょうか?

収納スペースがほとんどなくデカい押入やWICが何個かあるだけ・・・ってパターン。

結局部屋が広かろうがモノを置くスペースが無くて部屋に鎮座し始め、その結果部屋が狭くなると言う悪循環。

さらにデカい収納スペースは一見便利そうなんですが・・使ってみるとそうでもなくむしろ不便。

色々詰め込まざるを得ないので今私の賃貸の収納スペースはカオス空間です。

コタツ布団と掃除機と工具などが全て同じ空間に詰め込まれてます。

そしてもう一つの理由は【部屋がスッキリ見せられる】という事。

早い話が部屋に収納用の棚とか置かなくても収納スペースにしまい込める。

収納スペースの理想は【扉を開ければ全体が見れ、その場ですぐ出せる】だと思っていますので、適材適所に散りばめるのが良いと考えました。

細かい収納スペースを用意して1つの場所に詰め込まず、必要な物が近くの収納スペースに仕舞えるようにしました。

この細かーーい収納スペースを作りまくるのは建売では中々ない間取り。

注文住宅だからこそできる生活スタイルを重視した作りだと自負してます。

※建売の間取りは参考になりますが収納スペースって結構少ないのでご注意ください

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小分けの収納スペースの詳しい使い方は?

入れるもの

じゃあ肝心の細かい収納スペースってどういう目的?

先ほどリストで見せたやたら細かな収納スペースの使い方(考え方)をまとめます。

1階部分(小収納・極小収納)

1階の小収納(0.45畳)のうちの一つはリビングにつけたプチクローゼット。

もう一つは廊下用の収納ですね。

イメージ画像

クローゼットイメージ

このリビングのプチクローゼットこそが、私が営業マンに絶対やって欲しいといった設備。

制服や部屋着など日常で一番よく使う衣類を入れるスペースです。

大きさ的には横幅×奥行=91㎝×91㎝あるので衣装ケースや収納ボックスなんかも十分はいります。

このプチクローゼットの理由としては私も妻も仕事は制服があります。

それをわざわざ二階のクローゼットに上げるのも難儀だし、かといってリビングにハンガーラックを置きたくない・・・。

そこで出勤・帰宅をスマートに行えるようにハンガーパイプの収納スペースを確保!

  • 上段は制服をかける
  • 下段は衣装ケースやキャリーケース(出張用)なんかが置ける

そんなプチクローゼットを作りました。

プチクローゼットを作ることで服置き場をリビングに確保しなくて済みます。

もちろん扉付きなので普段は見えないようにできますし、子どもが出来れば下段をおもちゃ入れなどにも活用可能と見据えています。

将来的にみんな自分の部屋で着替える・・・となっても収納なのであって困ることは無いし。

これまでの人生経験から帰宅の流れを考えてみたところ

  1. 帰宅
  2. 荷物置く(リビング)
  3. 手洗い(洗面所)
  4. 着替える

の流れだったので、

  1. リビングで荷物置いて
  2. 着替えを持ち
  3. 洗面所でオフスタイルへ

を実践できる収納と言うワケ。

もう片方の廊下用収納スペースは工具とか薬とか掃除機とかを入れる用。

こっちは普通の収納と同じ使い方なので枕棚+中棚。

で、さらに小さい極小収納(0.22畳)はキッチン・洗面所にあり、全て可動棚(高さ調整可能な棚)で作ってます。

横幅は91㎝とクローゼットと同じですが奥行が45㎝と約半分。

奥行が半分の理由としてキッチンはパントリー風にペットボトルや調味料など、洗面所はタオル・下着類をまとめるので奥行が無い方が使いやすい。

タオルや下着類を入れるならカゴなども使える45㎝幅がマスト。

ココを可動棚にした理由は仕舞う物の大きさに合わせられる事と最悪の場合棚を外して使えるから。

2階部分

実は2階は間取りの都合で少し変則的な形&妥協が必要になってしまいました。

子ども部屋は6畳を2つ完備してますが、

  • 1部屋はクローゼット+小収納(棚)
  • もう1部屋はクローゼットのみ

将来子どもが出来ても自分の服や物は極力自分の部屋で完結できる・・・と言う仕組みです。

  • クローゼットは枕棚+パイプで横幅182㎝×奥行91㎝の長方形
  • 小収納は中棚タイプで91㎝×91㎝の正方形型

小収納は可動棚とも迷いましたが・・・さすがに何を入れるかがまーったく想像つかんので賃貸と同じ形で大きい物も入れられるサイズに。

同時にクローゼットを部屋に取り付けることで6畳の部屋でも広く使える居心地の良い空間を目指しました。

これは自分の経験を基に考えました。

実家の自分の部屋が8畳ありましたが収納無しでした。

まぁ・・・物があふれるワケですよ。

服に目覚めたり、麻雀に目覚めたり、カメラに目覚めたり・・・・。

色々部屋に置き始めると圧迫感があってすごく狭く感じますし片付けする気もなくなります。

今の賃貸もそうですが・・・こんなスチールラックでドカッと棚を組んでます。

ぶっちゃけ邪魔ですぜこれ。デカいし重いし見た目がいいわけでもないし

つまり私の部屋が汚部屋になるのは必然だった・・・!?

絶対違うからそれ

そこで子ども部屋にはクローゼットを完備して服をかけるなり、収納ケースを入れるなり使えるようにして、部屋を使ってもらおうと。

収納スペースがあれば部屋自体が狭くても圧迫感なく整った部屋に出来るハズ。

ただ・・・申し訳ないけど小収納の一つはどうしても必要なので2階の廊下用にさせてもらいました。

こんな感じで適材適所で細かく収納場所を分けることで、部屋(家)に置く収納アイテムを少なくし全体をすっきり見せる算段です。

細かく分けるデメリット

欠点

全体から見ると小さいですがこれだけ分けまくると施工金額が上がります。

3畳の収納スペース1つ作るのに比べ、1畳の収納スペース3つ作る場合は壁や扉が3つ分必要になりますからね・・・。

他にも棚にするのか?ハンガーパイプにするか?等で施工金額は変わります。

もう一つの懸念は【理想と現実のギャップ】

今は机上の空論であーするこーすると言ってますが、実際物を入れてみると

あれ?これ・・・入ら・・・な・・・い

うーん。別の場所に置いておいた方が使いやすいぞ・・・

片付けんのめんどくさーーい

と、想像と違う現実で絶望に打ちひしがれる可能性も無きにしも非ず。

いや、最後のはお前が原因だろうよ・・・

今後子どもが出来たりして家族環境が変わると本当に1区画の収納スペースは足りるの?など先々の変化にちょっと弱い。

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収納スペースは細かく取るのをおすすめします

前向きに!

収納スペースは快適な生活を送るうえで欠かせない場所です!

せっかくおしゃれな造作や使いやすい間取りを作っても暮らし始めて部屋の中に物があると効果半減!

どこに何が必要か?は人によって変わりますので、家事導線と同じぐらいしっかりシミュレーションして配置しましょう!

以上、注文住宅で収納の広さの一般的な割合は?我が家の収納スペースを実例紹介!でした!

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