- 営業マンから完成見学会誘われたけど行く意味ある?
- 注文住宅を建てるけど建売も見に行けるもん?
- 実際見に行くなら抑えるべきポイントは?
間取りが固まってくると既に完成済みの家に見学に行く必要なんてない・・・そう思っていませんか?
という事で、実は建売をもっと見ても良かったと思っている近所です(´・ω・`)
と言っても注文住宅か?建売か?の選択で見ても良かった後悔ではなく、【注文住宅を建てる上で建売をもっと見ても良かった】です。
注文住宅において完成見学会ももちろん大事なんですが、両方見に行った私としてはむしろ建売見学の方が結構重要なんじゃないか?と感じました。
その主な理由は【リアルサイズ】【シミュレーション】【イメージ】です。
この記事の目次
完成見学会と建売見学の違いは?
完成見学会と建売見学・・・似たようなもんじゃないの?
いえいえ!月とスッポンです!!
完成見学会とは
オーダーを受けた注文住宅や、モデルハウス・建売が完成ほやほやの状態で見れる物。
予約制のところもありますがフリーに行くこともできる為、多くの営業マンや見学者がいます。
ゆっくり時間をかけて見まわしたり説明を聞くのはその時の状況次第。
また完成見学会のイベントに合わせて行く必要があるので、いつでも開催されているわけではありません。【ここ重要】
建売の見学とは
完成見学会はハウスメーカーのイベントの一つみたいなイメージですが、建売見学は個別イベント。
その時点で実際に販売している(販売予定の)建売を見に行きます。
もちろん予約制・・・と言うか基本的にフリーで行けるところではありません。
必ず販売会社に連絡し、予約した上で営業マンと一緒に見学します。
しかし、都合さえつけばいつでも見に行けるのが大きなポイント!
普通だと「買わされるんじゃ・・・」とか躊躇しがちな建売内覧ですが、注文住宅を進めていればそんな不安不要です。
そのため、ゆっくりマンツーマンで気になる所を根掘り葉掘り聞いたり確認したりできます。
完成見学会は施工主カラー強め、建売見学は一般受け
建売を見るべき理由として、他の人の注文住宅やモデルハウスは施工主のカラーが強い事が挙げられます。
この家のこだわりはこれやでぇぇぇ!!!
うちの会社のココ見てってや!!!
と言う特徴がガッツリ盛り込まれています。
私の注文住宅も
- とにかくシンプル(造作や別注は無し)で導線重視
- コンセントがやたら多いとか
- 低身長の妻に合わせた建具
- 庭を楽しむ立水洗やシェード
等々・・・出来る範囲(予算)内で結構こだわりがあります。
家族構成や趣味に応じて間取りや広さも変わりますので、注文住宅の完成見学会は自分と似た価値観の家だと参考になります。
対する建売見学は万人受けするために作られている物が多く、平均的グレード・間取りを確認できます。
抑えるべきポイントを押さえているので間取りがある程度固まった後は実は完成見学会以上に参考になりました。
- 設備のグレードは適正か?
- リビングの18畳って想像通り?
- 夢のペンダントライトは悪夢にならない?
など、建売でしっっっかりと確認しましょう。
建売見学に行くメリットは5つ
そうは言っても見るだけなら別に完成見学会でもよくね?
いえいえ、建売見学ならではのメリットが色々あるんです!!!
どんなメリットがあるか?と言うと
- 建売は間取りと設備の教科書
- じっくりサイズを測れる
- 設備の色・サイズの実物が見れる
- 担当営業マンと一緒に見れる
- 都合が付けばいつでも見学できる
建売は間取りと設備の教科書
冒頭でも話した通り、建売は万人受けする方向で作っています。
生活導線の想定などを営業マンに聞いて実際に歩いてみるとかすると、イメージがリアルになります。
それを元に自分好みに色々考えるのも楽しい物です。
私は畳スペースをなくしてその分洗面所や収納スペースへ割きました。
ちなみにアドバイスとして・・・・
建売は収納スペースが意外と少ないのが多いのでご注意ください・・・。
特に洗面所・廊下・リビング等いわゆる生活スペースですね。
仮にリビングが20帖でも棚や収納ラックを使ってしまうと、使えるスペースも狭くなるうえ見た目もごちゃごちゃしますからね
私はどう考えても収納スペースが足りないと判断したのでリビングや廊下に細かく収納スペースを追加しました。
建売見学は部屋のリアルサイズを測れる
完成見学会だと他の人もいたりしますし、ゆっくり検証する時間が少ないんですよね。
ですが、建売見学であれば予約している時間の限り見られます。
- 押入に衣装ケースは何個入る?
- 実際入れたらどれぐらいになる?
- キッチンは二人すれ違える?
- 引き戸と開き戸で音や寒さは?
あらかじめ家具の寸法を測って(調べて)おき、メジャー持参で細かに計測しておくと今後のイメージを作るのに役に立ちます。
注文住宅では部屋ごとのリアルの大きさは完成まで見れませんが、建売見学をすれば近しいイメージを見れます。
私も見に行ってギャップを感じましたが、図面で見てると結構広く想像しがち。
- リアルサイズのリビングや寝室など本当に置きたいものが置けるか?
- 置いたとして家事導線は大丈夫か?
- 収納スペースを開けたら廊下は?ドアは?圧迫感は?
- 玄関のスペースは狭くない?
せっかくのチャンスなので細かな寸法サイズ感をたっぷり調べましょう!
3畳の洗面所とか広すぎないか?と思ってましたが空間として見ると想像してたより狭い。
部屋干しするのに大丈夫ですかね・・・?もっと広げた方が・・・・
いや、十分すぎですって!!(担当営業&妻)
※実話
採用した色・設備が分かる
私もカメラ・ネットに係るお仕事をして痛感していますが・・・
印刷物や写真の色って頼りにならないんですよね・・・・。
特にカタログなんて見栄えが良いように撮って編集してますからね。
ショールームに行く前に渡された資料を見てコレにしたい!!と思ってたけど、実物を見て変更した。
こんな経験した施工主さんも多いでしょう。
実際私もショールームで実物見て変えましたからね・・・。
これがまた本物の家に付いているのとショールームで見るのではビミョーに変わるんです。
- 床材や壁の色は?
- 設備の色と床の色のバランスはとれている?
- 照明のタイプや色は?
- 日光や電気の光でどう見える?
担当営業マンにお願いすれば、余程こだわった特注色でもない限り同じカラーや似たカラーの入っている建売を見せてくれるはず。
全ての条件が一緒とは言えませんが、全く見ないよりも断然良いと思いました。
建売見学は営業マンとその場で密に話が出来る
気になる所や思いついたことをその場で営業マンに伝えられるのもポイントですね。
しかも実物・実寸を見ながら「ここはこうしたい」「もっとこんな感じがいい」と言う具体的な要望を説明できます。
気に入った内装や設備があれば「これっていくらですか?」なんてのも聞けます。
あれ?意外と安い!と言う穴場設備もあるかも・・・?
もちろんキズ付けたりは厳禁なのでシミュレーション・採寸は慎重に・・・・。
都合が付けばいつでも見学できる
近年完成見学会は減少傾向にあります。
理由としてはプライバシー面や他人が入るのは・・・・という気持ちの面。
それに対して建売見学は誰が購入するかも決まっていないので、ハウスメーカーさんがOKを出せばいつでも見に行けます。
これって・・・結構重要な要素。
家づくりをしていると、「やっぱり一度似たような実物を見てみたい!!!」とは誰しもが思うはず。
ですが、完成見学会は減少傾向で中々見られない。
そんな時の建売見学です!
ここまで色々挙げたメリットは完成見学会にも当てはまりますが、見に行けなければ結局意味がないですよね。
疑問やちゃんとしたイメージを持たないまま家づくりをするより、しっかり見てから進めた方が安心ですね。
建売見学のまとめ
注文住宅をやってる最中に
建売見学させてください
ってちょっと言いにくいかもしれませんが、実物を見てみたい・気になる点があるならぜーーーーーったいお願いした方がいいです。
土地は1点物なので、その上に立つ建物も厳密に言えば1点物。
3軒の家があれば間取りも3パターンあります。
ネットのweb内覧会も含め間取りを見て知識をためるのは大事ですが、やはり実物を見る経験は非常に大事です。
後悔のないように嫌と言うほど見てこだわりましょう。
間取りや設備に行き詰っている・不安があると言う方はぜひ参考にしてみてくださいませ!!!
以上、建売内覧は注文住宅の教科書!参考に見学へ行くのがおすすめな5つの理由でした!