評価:4.5
- カメラの買い替えを検討中でα6500が気になる
- 専門的な用語の無い感覚的なレビューが見たい
- 写真(カメラ)に詳しくないけど使いやすい?
こんな感じでα6500って実際使ってみるとどうなの?って疑問が解決できるよう使ってみた感想を感覚的にまとめてみました。
ってなわけで、元通販カメラマンの近所です(´・ω・`)
手に入れたα6500を早速使ってみましたのでレビューしたいと思います。
記事のコンセプトは「カメラが詳しくなくても分かりやすく、一眼レフが欲しくなる!」
なので、拡大した時の画質がどうのとかノイズが・・・とかは抜きにした【使い勝手中心】です。
今回α6500のお試しで菜の花畑の作例と一緒に紹介していきます。
※今後夜景撮影などすれば作例追加していきます。
レンズはNEX-3の標準レンズと単焦点レンズを使用しています。
この記事の目次
α6500は【持ちやすく撮りやすい】
左がα6500、右がNEX-3と言うこれまで私が使ってきた愛機です。
α6500は重量が約450g(バッテリー含む)あるので、女性だと片手で持つにはちょっとしんどい重さかも知れませんが、それをカバーしてくれる持ち手の作りになっています。
上の写真でシャッター部分の持ち手がかなり前に出ており、中指で抑えるためのへこみもあり素直に持てば右手にジャストフィット。
凄く安心感のある持ち具合です。
これのお陰で右手はシャッター付近に固定したままレンズのズームなどを操作できます。
他のカメラを見ているとそもそも持ち手が無い真っ平の物もあったりするので、実物を持ってみるとこのグリップのしっくり感が分かってもらえると思います。
α6500は【手振れ補正機能が気持ちいい】
下記の記事でも紹介していますが、α6500の最大のメリットは【手振れ補正機能】
この機能があるから私はα6500を購入しました。
光学式手振れ補正機能が付いており、これはハイクラスの一眼と同等のかなり価値ある機能で、手振れ補正を自動で効かせてくれます。(0になるわけではありません)
その機能を存分に味わえるのが被写体に寄った時。
菜の花畑ではミツバチやテントウムシに寄ってみました。
どちらもかなり寄って撮って(しかもズームして)いますが、全然ブレがありません。
一瞬のチャンスを気持ちよく切り取ってくれます。
α6500は【高速フォーカスで動きにも強かった】
先ほども登場したα6400との比較で『動く被写体にはα6400が良い』と書いていますが、実際はα6500でも充分過ぎるぐらいでした。
上の写真よりさらにミツバチに寄ってみました。
- ミツバチは素早く動き回る
- 菜の花は風ですごく揺れる
こんな条件の中でもピタッ!とミツバチにピントを合わせて一瞬のチャンスを撮影出来ています。
AF速度が0.05秒と高速であることと、フォーカス切り替えのお陰でしょう。
- AF-A(AF制御自動切替)
被写体の動きに応じて自動的に固定とコンティニュアス切り替えてくれる機能
- AF-C(コンティニュアスAF)
シャッター半押しで動く被写体にピントを合わせる
このモードを使えばかなり動く被写体でも追いかけられます。
α6500は【カスタムボタンで自由度大】
α6500にはカスタマイズ機能が付いていてこれが自分流にアレンジできて便利。
このボタンについてる機能全然使わんのんやけど・・・
この位置にこのボタンいらんわ・・・違う機能にしたい。
皆さんも使っているカメラでこんな経験ありませんか?
α6500ではカスタマイズ可能なボタンが8個ついていて好みの機能に置き換えられます。
ただし8個の中にはコントロールホイールの左右と下ボタンも含まれていて、すでにその機能が印字されています。
そのためフリーに弄れるボタンは
- カスタマイズボタン×3
- コントロールホイール中央のボタン
の計4つと言ってもいいかもしれません。
私の場合良く使う機能として
- AFとMFの切り替え
- ホワイトバランス(屋内・屋外設定)
- 本体ズーム
だったのでこの3つをカスタマイズボタンに登録しています。
撮影に関連する項目(露出補正やフォーカスエリアなど)はファンクションメニューでワンタッチで呼び出せます。(ここも項目はカスタマイズ可)
α6500は【水平器付きファインダーでキレイに撮れる】
α6500ではファインダーが付いていて、細かいところまでしっかり確認してシャッターがきれます。
ファインダーってそんな重要なの?
って思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、私が今回カメラを買い替える理由の一つが「NEXにファインダーが無いから」でした。
ファインダーが無いと日差しが強い時に画面が全然見えず、撮影時にめちゃくちゃ苦労しました。
またファインダーをのぞくことで自然と脇が閉まり、理想的な撮影姿勢にしてくれる効果もあります。
あとファインダー覗いて写真撮るのってかっこいいよね!
α6500は【タッチパネルで感覚的な操作】もできる
上のような左手前にピントを合わせたい時・・・カメラ操作に詳しくないと結構難しい物です。
しかしα6500ならタッチパネル搭載でピントを合わせたいところにタッチするだけで簡単にピントが合います。
このタッチパネルは【上向きに90度・下向きに45度】まで角度が付けられるので、下からあおるような撮影時には非常に役立ちます。
この地面すれすれの撮影をファインダーでやろうと思うと寝転んだりする必要があるので屋外では中々難しいですよね。
もちろんタッチパネルでピント調整も出来るのでこの写真のように中間ぐらいにピントを合わせて手前と奥をぼかす・・・なんてのも簡単です。
このタッチパネルで唯一残念なのは180度回転出来ないので自撮り撮影が出来ないことでしょう。
自撮りする際はセルフタイマーを使うか自分の感覚で撮るしかありません。
※α6400なら180度回転できます。
スローモーション撮影が魅力&面白い
α6400にもついてますが【スローモーション撮影】が出来ます。
こんな機能いる?と思ってましたが・・・一度撮るともう面白くて面白くて。
思ってもみなかった魅力的な動画が撮れます。
ウサギのモゴモゴをドアップ&スローモーションで
続いてモフモフうさぎがひたすら牧草を食べるスローモーション動画#ウサギ #スロー #α6500 #癒し動画 pic.twitter.com/zsUwfm5DTK
— 【ちかどころ】@家ブログ×アクアリウム (@kinjyo35) April 28, 2019
花火をスローモーションで
最後は儚く散る噴き上げ花火をスローモーションで。#花火 #スローモーション pic.twitter.com/frnyfEyiCE
— 【ちかどころ】@家ブログ×アクアリウム (@kinjyo35) September 1, 2019
いかがですか?
見慣れている場面もすごく新鮮に感じますよね!
このスローモーションを撮るだけでもかなり楽しいカメラです。
α6500のバッテリー持ちは悪い
これは価格.comでもめちゃめちゃ書かれてますがホントにバッテリー持ちは悪いですね・・・
今回フル充電した状態で【約30分・20枚程】撮影しましたがそれだけで残量が90%になってしまいました。
元々NEXで使っていたバッテリーを流用したのでバッテリーそのものがヘタってる可能性もありますが、それでもNEXに比べるとすごいスピードで減ってます。
元NEXユーザーとしてはバッテリー共通は嬉しいですが、出来れば容量の大きいバッテリーが欲しいところでしたね・・・。
長時間撮影するのであれば、予備バッテリーやモバイルバッテリーは必須と言ってもよいでしょう。
α6500のレビュー総評:【気軽なスナップに最適】
α6500は公式でもミラーレス一眼のハイエンドクラスとして紹介されていますが、実際使ってみた印象は入門機としていきなりコレでもいいのかな?と言う印象。
最初はオート機能で一眼の使い方に慣れて、マニュアル撮影だったりレンズの交換だったりを学んでいくのも良いかと思いました。
もちろん私のように入門機からステップアップの買い替えとしても非常に高い性能なので問題なし!
2019.03現在で本体のみで12万前後しますので、可能であれば電器屋さんに出向いて展示品を一度触ってみて下さい。
ハイエンドクラスなので置いていない店舗が多いです。
本体のほかにEマウント(sony用レンズ)を購入する必要があります。
以上!α6500のレビューと作例紹介!元カメラマンが使ってみました!