
- 色々設備が付けれるのが逆に悩む
- 注文住宅を考えた人はどうやって設備を選んだの?
- 後から設備を付けたり外したりって大丈夫?
せっかく設備はこだわれる注文住宅ですが、ホントにつけるべき設備が分からん・・・?
と設備迷子になっていませんか?
という事で、悩み倒していた近所です(´・ω・`)
自由にやっていいよ~って言われると逆に困るやつ典型ですよね注文住宅の設備。
予算や間取りとの兼ね合いもあるしどれを本当に付けるべきか・・・?
- カーポートはつける?
- 2階のトイレは?
- 土間収納の広さは?
- ホスクリーンは? 等々・・・。
色々悩んだ際に自分たちで取捨選択方法の基準を作りました。
今設備で悩んでいる・・・って方は参考にしてみてください。
この記事の目次
悩んだ設備は【見積もりには入れておく】

付けようかどうしようか悩んでいる設備は必ず見積もりには入れましょう。
なぜなら
- 設備の金額が分かる
- 後から追加より外す方が簡単
と、入れておく方が後々メリットがあるからです。
設備の金額が分かる
そもそも住宅には定価がないと言っても過言ではないので、一般人には費用が分かりませんよね?
例えば2階のトイレと一言で言っても
- トイレの広さ
- 便器の種類
- 水回りの配線
などで単価が変わります。
付けるかどうか悩むにしても、金額が分からないと判断できませんから最初に見積もりを出しておいてもらう方がベター。
なるほど。2階のトイレを外せば10万円浮くのか・・・
と、金額が分かっていると
- 予算が厳しいと感じた時にどれを外すのか?
- この金額を出してもつけたいと思える設備なのか?
の判断がしやすくなります。
例えばカップボードなんかは色の統一感や備え付けでないと!などを気にしないのであれば後から付けた方が断然安かったりします。
例えばこのカップボードなら2万円でおつりがきます。
最初は欲しいものを全部乗せしてそれぞれ予算と本当に必要か吟味していきましょう。
後から追加より外す方が簡単
もう一つは間取りのプランニングの為。
間取りはただ部屋をはめ込んで終わりではなく、隣の部屋や水・電気設備の配線等々・・・結構難しい物です。
で、このプランは後から追加するよりも後から外す方が簡単です。
極端な話2階のトイレを外すだけならそこを収納スペースにするとかで対応できなくもないので。
厳密には柱や部屋のバランス、梁の通す位置など専門的な側面があるので単純ではありません。
ですが、後から追加となると水回りの場所を考えたり間取りに調整加えたりと外す以上に面倒なことに。
下手すると家のサイズを広げたりしないといけなくなるので見積もりがドーンと跳ね上がりかねません。
契約するまで設備の付け外しは自由ですから、しっかりと考えておきましょう!


欲しい設備は【後付け可能か】で考える

例えば先ほどのカップボードしかり、外のカーポート等はスペースがあれば家の完成後にでも付けられます。
ですが、土間収納が欲しいと後から思っても簡単にはできませんよね?
こんな感じで後からでも追加可能な設備は、絶対欲しい場合以外は付けない選択もありです。
特に建築前までに検討すべき設備は
- 土間収納
- トイレの数
- 押し入れ・収納スペース
- 窓の大きさ・数
- 扉の種類(引き戸・開き戸)
- ビルトイン食洗器・IHコンロ・換気扇
- 備え付けの収納スペース
- コンセント(電気配線)
- 家の外の余白(壁との距離感)
など。
後付け不可の物や出来ても大掛かりな交換が必要なものは、多少費用が掛かってもつける候補にいれましょう。
逆に後からでもなんとかなるのは
- カーポート
- カップボード(吊り下げでないもの)
- 外構フェンス
など
カーポートとか外構フェンスってホームセンターはもちろんアマゾンでも売ってたりします。
とは言え工事が必要なので通販するならやってくれる業者を探さないといけませんが。
ちなみに、後から付けれるけれど一緒にやらないデメリットとしては
- スペースによっては取り付けられない
- 値段が割高になりやすい
- デザインが統一できない
- 使い勝手が悪化する可能性がある
といったところでしょうか。
↓多くの方が迷うであろう設備・間取りの記事↓



欲しい設備が【便利そうだから】は付けない

経験則として「あると便利ですよ!」系の設備は、無かったら無かったで気になりません。
実際あっても大して使わない事が多いんですよね。
例えば「浴室冷暖房乾燥!」
最近の賃貸なら大体ついてますが・・・使った事ほとんどないですね。
賃貸生活8年ぐらいになりますが使用回数は5回も無いんじゃないかな・・・。
便利そうなのになぜ?って言うと
- 冷房→夏限定しか使わない。浴室を涼しくする意味あんまりない
- 暖房→温まるの遅い。蓋とってる方が温まるんじゃないだろうか
- 乾燥→浴室で洗濯物干すには狭いしサーキュレーターを使う方が断然乾く

と、電気代を使ってまで浴室冷暖房乾燥を使う意味がないと感じているんですよね・・・。
24時間換気は法律で決まってるので付けなければなりませんが、冷暖房設備までは無理につける必要はないかなって判断。
まぁ、私の住んでいるのが瀬戸内地方なので雪や酷暑と言うのが少ないのも一因ですね。
思い返せば皆さんも家に眠ってませんか?
便利だから置いて(買って)おこう!
で、そのままほぼ使ってないアイテムが・・・・。
複数メーカーを回って理想の設備と費用を検討

注文住宅は契約を結ぶまでは色々調べて吟味する時間です。
A社は欲しい設備が標準だけどB社はオプション・・・だけどB社の方が違う設備が整ってて・・・・
と、迷いに迷って構わない時期です。
なんなら他社さんに〇〇社さんの××って設備がいいんですけど・・・なんて言ってみましょう。
多くの場合【その設備のデメリット】を言ってくれます。
特に色々な会社が集う展示場で聞くとライバル心むき出しでめっちゃ教えてくれます。
これは営業トークとしての側面が大きいと思いますが、メーカーさん目線でのデメリットを知れるのは非常に大きい。
実際私も今回契約していないメーカーさんで「高換気システム」ってのが気になってました。
なんせ妻も一緒に花粉症患者なもんで
どんなシステムかを簡単に言うと【床下や天井裏にダクトを入れて部屋の埃や花粉を吸引する】って代物。
分かりやすく例えるなれば「家そのものに空気清浄機を付ける」イメージ。
花粉やほこりなどを吸い込んでキレイに保ってくれるのでハウスダストや花粉症患者には嬉しい設備。
実物も見まして・・・結構吸引力もあってこれいいな!と感じていました。
ですが、そのメーカーさんの総額が少しお高いこともあって、今回仮契約したメーカーさんに「似たような設備ありません?」って聞いたところ・・・
花粉症の方には非常に良い設備ですが
- ダクトに何かあると取り換え工事が必要
- 数十年後のメンテや電気代を考えると高コスト
- フィルターが屋外にあり清掃の手間が結構かかる
- 吸気口の上に物が置けないのでデッドスペースが増える
- 常に空気を吸い込むので暖房・冷房が効きにくい
- そのお金で性能の良い空気清浄機買う方がおすすめですよ
と言われました。
性能の良いと言われてもねぇ・・・・。
と、思って調べてみると・・・割とさっくりでてきました。
ほんの一例ですが【KI-JS70】とかプラズマクラスター付きですし
実際30畳を超えるリビングのご家庭ってそんなにないのでもう少し安いモデルで十分。
設備費用もさることながら、後々のメンテやデッドスペースなどを考えるとこっちでいいかな・・・と思いました。
自社の設備に関してはメリットを強く、デメリットは少なくしか言われないのでライバル会社の話を聞いておくのは判断材料になります。
こんな感じで設備に迷ったら複数のハウスメーカーさんの話を聞くのがおすすめです。


注文住宅につける設備に迷ったときのまとめ

- 迷った設備はとりあえず見積もりへ入れてもらう
- 後からでも付けれる設備は外すのも手
- 逆に大掛かりな設備が欲しいなら絶対外さない
- メーカー独自の商品は他社さんに評判を聞いてみる
契約してしまうと後戻りできない注文住宅ですから失敗のないプランや間取りを実現しましょう!!
以上、注文住宅の設備をつけるか悩む時は【見積もりに入れる】がおすすめ!でした!


